過去ログ - 【デレミリ】アイマス昔話『もももも太郎』
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25:名無しNIPPER[saga]
2016/11/06(日) 22:04:29.71 ID:YXRK2uFn0
その翌日、太陽が強く照りだす頃に、桃太郎たちは女性の導きにしたがって鬼が島へ乗り込みました。

女性とのあいさつもそこそこに、鬼が島の地へ足を踏み出す桃太郎一行。歩を進めていくと、ふいに子供が泣いているかのような甲高い声が耳に届きました。


桃華「……今の声、もしかして島のどこかで子供が……?」

桃子「桃子にも聞こえたよ。早く助けに行きたいけど、ここは鬼のすみかなんだから、慎重にいかないと」


二人と四匹と二羽は、大所帯なりに気配をひそめて鬼が島をさぐることにしました。

昨日、砂浜で見たときは小さく見えた鬼が島も、いざ上陸してみると全容はようとしてつかめません。

人の姿も見えず、目の前に現れるのは野ねずみや海鳥ばかり。時折遠く聞こえる人間らしい声だけが、桃太郎たちの手がかりでした。



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