過去ログ - 山城「その声……もしかして、時雨なの……?」
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17:名無しNIPPER[saga]
2016/11/13(日) 16:22:25.44 ID:+91Sbap0o
そして、本当に少しの説教ののち、西村艦隊の皆や時雨の姉妹たちの息災、現在の攻略海域、現在の山城の錬度、それに対する時雨の祝辞。久しぶりに会った姉妹のように、二人は仲睦まじく話し合った。


そして、辺りが完全に暗くなり、木々の間より降り注ぐ月明かりが二人を照らし始めたころ、山城は時雨にそうなった心当たりを問う。

以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2016/11/13(日) 16:26:56.82 ID:+91Sbap0o
時雨は最初悪い夢かと思って、信じられなかった。次に、これは夢に違いないと考えた。


しかし、夢の中で、これは夢だぞと知っているような夢を、自分はそれまでに見たことがあったから、どうしても夢でないと悟らねばならなかった時、時雨は茫然とした。

以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2016/11/13(日) 16:27:38.15 ID:+91Sbap0o
また書きます


20:名無しNIPPER[sage]
2016/11/13(日) 16:38:10.48 ID:twBriF7Co
おつー


21:名無しNIPPER[sage]
2016/11/13(日) 18:28:13.02 ID:VPSMoht90



22:名無しNIPPER[saga]
2016/11/14(月) 01:16:11.64 ID:5CF37Sx6o
再び自分の中の人間が目を覚ました時、自分の鳥の血に塗まみれ、あたりには鳥の羽が散らばっていた。


これが時雨の犬としての最初の経験であった。

以下略



23:名無しNIPPER[saga]
2016/11/14(月) 01:18:16.41 ID:5CF37Sx6o
今までは、どうして犬になんてなってしまったんだろうって考えていたのに、この間、少しだけだけど、僕は以前艦娘だったんなぁ、って考えてしまったんだ。


とても怖かった。

以下略



24:名無しNIPPER[saga]
2016/11/14(月) 01:19:09.65 ID:5CF37Sx6o
眠れないので少し投下。
また書きます


25:名無しNIPPER[sage]
2016/11/14(月) 01:37:34.86 ID:Qm+pCX5So
おつおつ


26:名無しNIPPER[saga]
2016/11/14(月) 20:19:03.39 ID:5CF37Sx6o
山城、僕はもう考えるのに疲れちゃったんだ……妖精さんたちも残酷だよね。心なんか持たなきゃ、僕らは兵器でいることができた。こうして何かを考え、苦しむこともなかったのに……。


なのに、僕の中の人間は、心が無くなることがとてつもなく怖い。

以下略



27:名無しNIPPER[saga]
2016/11/14(月) 20:55:12.11 ID:5CF37Sx6o
山城、僕はもう考えるのに疲れちゃったんだ……妖精さんたちも残酷だよね。心なんか持たなきゃ、僕らは兵器でいることができた。こうして何かを考え、苦しむこともなかったのに……。


なのに、僕の中の人間は、心が無くなることがとてつもなく怖い。

以下略



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