過去ログ - 山城「その声……もしかして、時雨なの……?」
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6:名無しNIPPER[sage]
2016/11/10(木) 11:19:05.29 ID:taVWxss10
山月記とは懐かしい


7:名無しNIPPER[sage]
2016/11/10(木) 16:52:05.43 ID:UtU0D+Kr0
夏冬の祭りの前の秋雲wwwwwwwwww


8:名無しNIPPER[saga]
2016/11/11(金) 01:05:18.92 ID:5g0R7wkZo
第一艦隊が敗北し、帰還するという知らせが舞い込み、港に全艦娘が集まり、第一艦隊を迎えた。


その様子は地獄だった。血だらけで、轟沈寸前の彼女たちを急いで入渠させねばと指示を出す提督。そして、その様子に恐怖し、動けない艦もいた。
 
以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2016/11/11(金) 01:12:18.65 ID:5g0R7wkZo
「時雨? どうしたの? 時雨?」


「時雨、大丈夫?」

以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2016/11/11(金) 01:15:25.55 ID:5g0R7wkZo
また書きます



11:名無しNIPPER[sage]
2016/11/11(金) 01:39:45.04 ID:tNVVlPbSo
おつおつ


12:名無しNIPPER[sage]
2016/11/11(金) 11:29:59.14 ID:hTScpRUSO
時雨が虎…いや狼にでもなるのか?


13:名無しNIPPER[saga]
2016/11/11(金) 21:33:09.37 ID:5g0R7wkZo

数か月後の夕刻、非番だった山城は町に買い物に出た帰り道に近道だからと、少し草木の生えた山道を歩いていた。


山道は雑木で薄暗く、気味が悪い。そして、歩きながら、町の人々が、最近山道に大きな野犬が住み着くようになったと噂をしていたのを今更思い出した。
以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2016/11/11(金) 21:39:45.43 ID:5g0R7wkZo
気の張った山城は、その草むらの中から聞こえた可愛らしい声での、「危なかった……」というつぶやきを聞き逃さなかった。


その声を山城は、忘れるはずがなかった。

以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2016/11/12(土) 01:01:17.55 ID:4hhhzdCxo

草むらの中からは、暫しばらく返事が無かった。しのび泣きかと思われる微かすかな声が時々聞こえるばかりである。暫くして聞こえた声はやはりよく聞きなれたあの声だった。


「うん。……山城、僕は……時雨だよ……」
以下略



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