7:けいおんSS[sage saga]
2016/11/10(木) 22:35:31.55 ID:E325IWUR0
皮を分厚く切りすぎたせいで、ずいぶんと小さくなったジャガイモが、口の中でほろりと溶けた。
唯「あずにゃんおいしいね〜♪」モグモグ
梓「そうですね、とりあえず失敗しなくてよかったですね」
8:けいおんSS[sage saga]
2016/11/10(木) 22:38:39.54 ID:E325IWUR0
…。
両手を合わせた格好のまま、唯先輩が動かない。
少し伏せるようにして目を瞑るその姿はまるで、祈りをささげているみたい。
9:けいおんSS[sage saga]
2016/11/10(木) 22:39:06.03 ID:E325IWUR0
唯「…………」フスーフスー
梓「…………」
唯「…………」フスーフスー
10:けいおんSS[sage saga]
2016/11/10(木) 22:40:32.79 ID:E325IWUR0
梓「じゃあなんなんですか。ちゃんと言ってくださいよ」
唯「ご、ごめん…なんだか喉がすっごくカラカラで声が出なくなっちゃって…」
梓「お水飲んだらいいじゃないですか。目の前にあるでしょう」
11:けいおんSS[sage saga]
2016/11/10(木) 22:41:11.78 ID:E325IWUR0
唯「ふぅ…」コトン
梓「…で、どうかしたんですか?」
唯「…う、うん」
12:けいおんSS[sage saga]
2016/11/10(木) 22:42:01.96 ID:E325IWUR0
唯「なんでぇ? どうしてダメなの? 合宿のときとか一緒に入ってたじゃん! ねぇあずにゃぁん…」ユサユサ
梓「それとこれとは別、っていうか…やめてください今食器持ってるんで危ないです揺らさないでください」
唯「クスン…ようやく勇気出して口にしたのに……」
13:けいおんSS[sage saga]
2016/11/10(木) 22:42:36.62 ID:E325IWUR0
唯「納得できません!」
梓「なんですか突然…」
唯「だってわたしたち付き合ってるでしょ?」
14:けいおんSS[sage saga]
2016/11/10(木) 22:43:03.50 ID:E325IWUR0
唯「朝まであずにゃんと片時も離れたくないのに…」
梓「べ、べつにいいでしょう…、朝まで一緒にいるんだからお風呂くらい別々でも…」
唯「そんなにイヤなんだね………」
15:けいおんSS[sage saga]
2016/11/10(木) 22:43:33.29 ID:E325IWUR0
唯「ねぇ、理由を教えて? どうしてあずにゃんはわたしと一緒にお風呂に入ってくれないの?」チラ
梓「理由…って言われましても…(ああっ! でた! 上目遣い……!)」
唯「ねぇ! どうしてなのっ」
16:けいおんSS[sage saga]
2016/11/10(木) 22:44:38.77 ID:E325IWUR0
梓「ハッ、いや大丈夫です!」
唯「?」
梓「あのその…とくにこれといった理由があるわけじゃないんですけど…とにかく恥ずかしくて…」
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