過去ログ - 女「恋のキューピッド?」
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5:名無しNIPPER
2016/11/20(日) 16:16:11.45 ID:d3zd/qUs0
その日の夜。私は今日女友が話していた[あなたの恋叶えます、恋のキューピッド♡]というサイトを調べていた。
ネットでも有名な話らしく、本当に恋をしたいと思っている時にそのサイトは現れ、好きな人の名前を打ち込むだけでその人と一生結ばれるらしい。
一生って…

ベッドに横になりながら携帯でそんなことを調べていると、女友からのメールが来る。
以下略



6:名無しNIPPER
2016/11/20(日) 16:25:28.17 ID:d3zd/qUs0
翌日、女友は朝からテンションがマックスだった。てか、五月蝿い…
どうやらもう先輩には放課後話す約束をしているようで、どういう告白をしよう、髪おかしくないかな?
なんて朝から聞いてくるもんだから、放課後までの時間を使って二人でずっと考えていた。

女友「うん、決めた。やっぱりストレートに好きですって言う!」
以下略



7:名無しNIPPER[sage]
2016/11/20(日) 16:27:17.06 ID:1Fjg9Onso
期待


8:名無しNIPPER
2016/11/20(日) 16:44:53.49 ID:d3zd/qUs0
女(しかし、恋のキューピッドねぇ…結局、告白する勇気のない子に告白させるきっかけを与えるようなサイトのような気がするけど…)

女「成功するといいなぁ…女友」

教室で待っているのも落ち着かなくて、私は学校内を歩き回ることした。
以下略



9:名無しNIPPER
2016/11/20(日) 16:52:43.85 ID:d3zd/qUs0
校舎内を歩いていたときふと窓の外を見ると体育館裏に女友と背の高い男子生徒がいるのが見えた。
遠目でしか見えないけれど確かにカッコイイイ人だなったと思った。女友が惚れるのもわかる気がする。

なんだか見ているのも悪い気がして目を離し、もう一度歩き出そうと足を踏み出す。
最後にもう一度女友に目をやると、私はすぐに違和感に気がつく。
以下略



10:名無しNIPPER
2016/11/20(日) 17:01:57.33 ID:d3zd/qUs0
すぐさま私は女友のもとへ走った。
なんだかやばい気がする。そんな思いでいっぱいだった。

二分も立たずに女友のいる体育館裏へ着く。そこで見た光景はまさしく非現実的な光景だった。

以下略



11:名無しNIPPER
2016/11/20(日) 17:10:04.11 ID:d3zd/qUs0
気が付くと私は保健室のベッドの上だった。
どうやらあのまま気を失っていたらしい…

女「お、女友は!?」

以下略



12:名無しNIPPER
2016/11/20(日) 17:25:27.79 ID:d3zd/qUs0
私は保健の先生に大丈夫だと伝えると、心配する女友を保健室の外で待っていた女友の彼氏に無理やり連れて帰ってもらった。

私がすみませんと伝えると笑って、なんともなくてよかったよと言ってくれるあたり本当にいい人だなっと思った。

女友と彼氏さんを見送り、私はもう一度あの体育館裏に行ってみることにした。
以下略



13:名無しNIPPER
2016/11/20(日) 17:33:16.19 ID:d3zd/qUs0
体育館裏に行くが特に変わったことはない。
本当に夢を見ていたのではないか、そう思うほどに…

女「帰るか…」

以下略



14:名無しNIPPER
2016/11/20(日) 17:40:05.16 ID:d3zd/qUs0
その人の第一印象は美しいだった。
一瞬女性かと思うほどの…多分男性だと思うけれど。

女「あ、あの、あなたは?」

以下略



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