過去ログ - 少女「好きです、マスターさん」
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6:名無しNIPPER[saga]
2016/12/02(金) 23:25:22.69 ID:SUVwnHv40
マスター「お礼にコーヒーでもと思いましたが……この時間に飲んでしまうと眠れなくなってしまいますよね」



顎に人さし指を当てて、マスターさんが言う。




少女「いえいえ、平気です。 飲みたいです」

マスター「ふふ、わかりました。 用意しておきます」

少女「やった!」




あの時……初めてマスターさんの淹れてくれたコーヒーを飲んだ時から、わたしはマスターさんの淹れてくれるコーヒーが好きになった。
だから、お礼のコーヒーをもらうために、こうして残ってお仕事をするのがわたしの密かな楽しみだったりする。




少女「終わりました!」

マスター「ありがとうございます。 もうすぐでできますから、着替えて待っていてください」

少女「はい」




バックルームに行って、私服に着替える。
カウンターに戻って席に座って、コーヒーが出来上がるのを待つ。




少女「……良い匂いですね」

マスター「ええ」




漂ってくる、コーヒーの香り。
この香りを、仕事終わりののんびりとした時間に楽しむのが好き。
……初めて来たときは落ち着いて見ることができなかったけど、マスターさんは綺麗な顔立ちをしている。
いっつも優しく穏やかに微笑んでいて、所作はゆっくりしているけど、すっごく丁寧で。
どこか育ちの良さが伺える。


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