過去ログ - 女「人様のお墓に立ちションですか」
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210:名無しNIPPER[saga]
2017/01/03(火) 14:52:06.17 ID:6/ci53PP0
先生「へぇー!そうなの!」
先生「水飲むとどうなるの?」
女「試したことないですね」
211:名無しNIPPER[saga]
2017/01/03(火) 15:04:41.12 ID:6/ci53PP0
先生「はぁー、わらった」
女「笑い事じゃないですよ」
男「はぁー、興奮した」
212:名無しNIPPER[saga]
2017/01/03(火) 15:11:38.28 ID:6/ci53PP0
先生「今はなんともないかな。同世代の女性が抱えている一般的なストレスを抱えているだけ」
先生「あなたが私に過度な要求をし続けて、私がそれを断り続けて、そのことであなたが私に関わる悪評を流してたあの頃よりはずっとマシ」
女「…………」
213:名無しNIPPER[saga]
2017/01/03(火) 17:00:27.69 ID:6/ci53PP0
女「先生」
女「先生は、私の憧れでした。先生のありとあらゆるところ、長所も短所も、全てが輝いて見えました」
女「顔立ちが整っているところ。いつも明るくて笑顔なところ。難解な事柄でも、ユーモアを交えながら生徒が笑ってる間に理解させる能力」
214:名無しNIPPER[saga]
2017/01/03(火) 17:24:21.07 ID:6/ci53PP0
女「どんなにしつこく、長い間お願いしても、先生は受け入れてくれませんでした」
女「生徒と同居なんてばれたら問題になるとか。自分の考え方を変えれば新しい家族と向き合えるようになるとか。どうしても今の家庭が嫌ならしかるべき施設に行くしかないとか」
女「失望しきっていた大人が言い出すようなことを言うようになってきたと感じました。少し不機嫌そうに話す表情も段々増えてきたと感じました」
215:名無しNIPPER[saga]
2017/01/03(火) 17:52:43.62 ID:6/ci53PP0
女「ある日、全ての元凶が私にあると先生は気づきました。問い詰められた私は、開き直って私は私がしてきたこと全てを話しました」
女「先生はこう言いましたよね。そう、やっぱりあなただったのね、って。ただそれだけ」
女「間もなく先生は学校を辞めてしまいました」
216:名無しNIPPER[saga]
2017/01/03(火) 18:06:35.51 ID:6/ci53PP0
女「幻想の恐怖に襲われることがなくなってからは、どうしてこんなことになってしまったんだろうって、悲しさが止まりませんでした。なのに涙が一滴も出ないのは、自分が死者であるからだと気づき、余計に悲しくなりました」
女「私だって、普通の女子生徒だったはずなんです。彼氏への異常な束縛をする子を見ては理解できないなぁって呆れていました。くらだない嫌がらせをする女子を見てはこうはなりたくないなって思っていましたし」
女「この世への未練といえば、先生への謝罪だけ。私の今までの生き方ってなんだったんだっろうなって、振り返ってばかりいました」
217:名無しNIPPER[saga]
2017/01/03(火) 19:08:23.78 ID:6/ci53PP0
女「先生」
女「私、先生に」
女「今更で、失礼で、自己満足かもしれません」
218:名無しNIPPER[saga]
2017/01/03(火) 19:19:05.22 ID:6/ci53PP0
先生「…………」
先生「はぁ、呆れた」
女「…………」
219:名無しNIPPER[sage]
2017/01/03(火) 19:35:12.53 ID:+d6CEXTVO
難しいな
220:名無しNIPPER[saga]
2017/01/03(火) 19:44:05.11 ID:6/ci53PP0
先生「八方美人だって言ったわよね。あなた、やっぱり私を表現するのが上手ね」
先生「あなたにも打ち明けてなかったことなんだけどね。私、ストーカーされてた時期があったのよ」
先生「大学時代に恋人ができたのね。弱気で、どちらかというと暗い性格の人だったんだけど。私がその人がからかわれてるのをかばったことがあって、それ以来向こうが私に心を開いてくれるようになって」
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