過去ログ - 高森藍子「マーキング」
1- 20
123:名無しNIPPER[saga]
2017/01/17(火) 20:53:41.32 ID:cflEI13v0
「あら、藍子ちゃん。おはようございます。事務所に電話なんて、どうしたの?」


電話は事務所の所属アイドルの高森藍子からであった。

以下略



124:名無しNIPPER[saga]
2017/01/17(火) 20:54:08.23 ID:cflEI13v0
「……はい。それじゃあ、お大事にね」


そしてそう言った後、電話が切れるのを確認して、ちひろは受話器を下ろした。

以下略



125:名無しNIPPER[saga]
2017/01/17(火) 20:54:34.57 ID:cflEI13v0
他の同僚達の横を通り過ぎ、ちひろがそこに辿り着くと、Hはちょうどパソコンと睨み合い、作業をしている最中だった。


「Hさん、ちょっといいですか」

以下略



126:名無しNIPPER[saga]
2017/01/17(火) 20:55:17.25 ID:cflEI13v0
「実は……今、藍子ちゃんから電話がありまして……」


「藍子から? どんな内容でした?」

以下略



127:名無しNIPPER[saga]
2017/01/17(火) 20:55:43.87 ID:cflEI13v0
「風邪って……もしかして、インフルエンザですか?」


「そうじゃないみたいですけど……高熱で動けないと言ってましたよ」

以下略



128:名無しNIPPER[saga]
2017/01/17(火) 20:56:11.95 ID:cflEI13v0
高熱なら具合にもよるが、大抵は1日、2日療養すれば何とか快復するので、その程度で済んだ事に一安心した。


「はぁ……やっぱりこうなったか……」

以下略



129:名無しNIPPER[saga]
2017/01/17(火) 20:56:49.78 ID:cflEI13v0
「それって……どういう事ですか?」


Hを問い詰める為、ちひろは目を細めてグッとHに詰め寄り、その言葉の真意を聞き出そうとする。

以下略



130:名無しNIPPER[saga]
2017/01/17(火) 20:57:19.31 ID:cflEI13v0
「ただ、昨日から少し風邪っぽい感じがしていたから、やっぱりこうなったかと思っただけでして……」


言い訳する様に焦ってそう伝えるH。その額と手のひらにはじわりと冷や汗が滲み出ている。

以下略



131:名無しNIPPER[saga]
2017/01/17(火) 20:57:56.39 ID:cflEI13v0
「い、いえ……俺の方も、勘違いする様な事を言って……すみません」


ちひろが納得してくれてどうにか危機を脱せれた事に、Hは心中で人知れず安堵した。

以下略



132:名無しNIPPER[saga]
2017/01/17(火) 20:58:39.35 ID:cflEI13v0
「まぁ……藍子ちゃんはしっかりしていますし、その辺は問題ありませんね」


「え、えぇ……その通りです、ね……はい」

以下略



252Res/119.73 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice