99:名無しNIPPER[saga]
2017/01/10(火) 13:29:53.51 ID:YPUOgvwF0
「それとも、これをネットに流したら……ふふっ、大変な事になりそうですね。プロデューサーさんだけじゃ無くて、私も終わってしまうかもしれない……あははっ、面白そう」
「ま、待ってくれ、藍子!」
100:名無しNIPPER[saga]
2017/01/10(火) 13:30:19.19 ID:YPUOgvwF0
「頼む! それだけは止めてくれ! 俺はどうなってもいいが……事務所を……藍子を巻き込みたくないんだ!」
Hは藍子に体を真っ直ぐ向け、そして頭を床に擦り付けて土下座をした。
101:名無しNIPPER[saga]
2017/01/10(火) 13:30:45.77 ID:YPUOgvwF0
「プロデューサーさん、顔を上げて下さい」
そう言われてHは藍子の指示に従って顔を上げる。
102:名無しNIPPER[saga]
2017/01/10(火) 13:31:40.56 ID:YPUOgvwF0
「はい。だから、安心して下さい。この秘密は……誰にも話したりはしません」
藍子はそう言うと、Hに近付いてその顔を自分の胸の中にギュッと抱き寄せた。
103:名無しNIPPER[saga]
2017/01/10(火) 13:32:10.00 ID:YPUOgvwF0
「……だけど、プロデューサーさんには……『罰』が必要ですね」
「……え?」
104:名無しNIPPER[saga]
2017/01/10(火) 13:32:36.62 ID:YPUOgvwF0
「プロデューサーさんが二度とこんな事をしない様……これからは私が管理してあげます」
「か、管理って、どういう事……」
105:名無しNIPPER[saga]
2017/01/10(火) 13:33:05.33 ID:YPUOgvwF0
「でも、心配しないで下さい。管理と言っても……プロデューサーさんを束縛するとか……そういう事では無いです。精々、私のお願いを聞いて貰うだけだから」
藍子はそう言うと、Hをあやす様にその頭をそっと優しく撫でた。
106:名無しNIPPER[saga]
2017/01/10(火) 13:33:32.04 ID:YPUOgvwF0
「ふふっ、そう言ってくれて……嬉しいです」
自分の望み通りの展開に、藍子は今度こそ幸せそうに微笑んだ。
107:名無しNIPPER[saga]
2017/01/10(火) 13:45:04.67 ID:YPUOgvwF0
ここまでで第一部終了
次から第二部に入っていきますが、書き溜め分全部使い切ったので、出来次第また投下していきます
ちなみに藍子って抱き心地良さそうだと思うのは、私だけかな?
108:名無しNIPPER[sage]
2017/01/10(火) 14:24:30.73 ID:M74GF4090
乙
109:名無しNIPPER[sage]
2017/01/10(火) 14:47:30.80 ID:D0VNeAOEo
乙、2部楽しみだぞ!
>>107
わかるわ
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