過去ログ - 【FEif】カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」―5―
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987: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2018/03/11(日) 19:54:20.83 ID:YQSvpWbd0
「カミラさんはどうして、そう言ってくれるんですか?」
「ふふ、サクラ王女を見ていると、昔の私のことを思い出すの。あなたみたいな悩みではなかったけれど、そこに共通していた悩みの形は同じだったはずだから」

 私はずっと恐怖にさらされてきた。ずっと、ずっと。だけどそれはカムイと出会って変わったことだ。
 私は、私よりも悲惨な彼女を助けたいと思った。今まで自分が逃げていても手に入れられなかったものを、この子に与えたいと思ったのだ。
以下略



988: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2018/03/11(日) 19:56:37.25 ID:YQSvpWbd0
 サクラ王女が静かに涙を流し始めると、私の手が強く握られる。背中越しに聞いたサクラ王女の悩みが溶けだしていくようにも感じた。

「私、誰かを守れる人になりたいです……。今まで、いっぱい、いっぱい守ってもらえた分、誰かを、誰かを守れる自分になりたいです……」
「ふふ、素敵な夢ね」
「カミラさんのこともきっと、きっと守れるようになりますから……」
以下略



989: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2018/03/11(日) 19:58:12.05 ID:YQSvpWbd0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「あの、みなさん昨日はお騒がせしました」

 そうサクラ王女が頭を下げて現れたのは、ツバキとカザハナに今後の事について意見を聞いている時だった。昨日の夜の事を思い出しながら、私の対面に腰かけるサクラ王女に笑みを返す。
以下略



990: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2018/03/11(日) 20:02:04.01 ID:YQSvpWbd0
「ごめんなさい。本題に入る前に一つだけいいかしら?」

 私はそう言って、三人と向き合った。
 カザハナ、ツバキ、そして、サクラ王女。この三人に出会うことが無ければ、私はきっとカムイと一緒に過ごしているだけだったのかもしれない。
 それも確かにいいことね。でも、こうして選んできたこの道にも、確かな意味があるのだと私は思う。いや、この道を進んだからこそ得ることのできる物が確かにあるのだから、私はこうして伝えなくちゃいけないんだと思う。
以下略



991: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2018/03/11(日) 20:12:21.32 ID:YQSvpWbd0
○カムイの支援現在状況●

―対の存在―
アクアA
(カムイからの信頼を得て、その心の内を知りたい)
以下略



992: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2018/03/11(日) 20:13:11.33 ID:YQSvpWbd0
 仲間間支援の状況-1-

●異性間支援の状況
【支援Aの組み合わせ】
・レオン×カザハナ
以下略



993: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2018/03/11(日) 20:13:47.53 ID:YQSvpWbd0
仲間間支援の状況-2-

●同性間支援の状況
【支援Aの組み合わせ】
・リンカ×アクア
以下略



994: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2018/03/11(日) 20:22:33.98 ID:YQSvpWbd0
今回のスレはここまでになります。一ヶ月近く更新できずに申し訳ありません。

 サクラはこういう悩みも抱えているんじゃないかなっていう感じの話です。
 
 次スレは少ししたら立てる予定です。長くなりすぎていますが、次もよろしくお願いいたします。
以下略



995:名無しNIPPER[sage]
2018/03/11(日) 20:25:13.11 ID:UQGSw0SI0
更新乙!

マークス×リンカで


996:名無しNIPPER[sage]
2018/03/12(月) 03:05:46.69 ID:dAw02+qDO
エリーゼ×カザハナでお願いします


997:名無しNIPPER[sage]
2018/03/12(月) 10:00:28.23 ID:NUIDYF1ao
最後だと牽制しあいになりそうだなww



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