159: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 00:09:46.76 ID:OnpW/7Ud0
「先に出るわ」
姉妹に見送られて、朝潮は食堂を小走りで出る。
そして、個室に戻った。霞は起きていた。
160: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 00:10:29.43 ID:OnpW/7Ud0
「・・・ごはん、食べてたの?」
「そうよ。あっ、霞は、お腹空いてる?」
「・・・うん」
161: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 00:11:10.38 ID:OnpW/7Ud0
>>160 またまた変なミス
ピピピピ。体温計が鳴る。38.8度。昨日よりはマシだが、まだまだ高い。
162: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 00:13:00.31 ID:OnpW/7Ud0
「・・・やっぱり今日も、高いわね」
「朝潮、訓練は?」
「今日も休むわ。大丈夫、霞が寝ている間に自主訓練くらいわできるもの」
163: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 00:14:31.45 ID:OnpW/7Ud0
「あら、お腹が空いているのね・・・ちょっと、出るわ」
朝潮は部屋を出て行く。
その後ろ姿を、霞は悲しそうに追った。
164: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 00:18:45.84 ID:OnpW/7Ud0
朝潮は最敬礼をして、執務室から出て行く。
この鎮守府には、全ての艦娘が着任する。
しかし、余剰労働力として一部の艦娘には、全く任務が与えられないという事が起こる。
165: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 00:19:59.00 ID:OnpW/7Ud0
「喉、乾いていない?」
霞は小さく、「飲む」という。朝潮はスポーツドリンクを注いだ。
霞はそれを一気に飲み、コップを朝潮に返した。
166: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 00:20:27.94 ID:OnpW/7Ud0
「霞、体調はどうだ? 作戦の方は、それなりに上手く行っているから、気にしなくていい」
霞は、こくりと小さく頷く。提督はそれにも驚く。
いつもなら、「それなりに上手く」の説明を細かく求められるだろうにと、思った。
167: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 00:21:57.28 ID:OnpW/7Ud0
「お粥、作ってくるわ」
霞は小さく頷き、朝潮を見送った。
朝潮は食堂に向かい、食堂担当の艦娘に事情を話し、鍋とご飯1人前を貰う。
168: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 00:23:13.39 ID:OnpW/7Ud0
「ありがとうございます」
朝潮はお礼を言って、鍋をかき回す。
ある程度煮込んだところで、火を消して梅干しを投入。
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