256: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/11(土) 00:16:47.95 ID:DXPc98ol0
>>207 抜けていました.
「朝雲ちゃん、昨日のこと、本当?」
荒潮が、複雑な表情で、周りに隠すように、小声で朝雲に尋ねる。
257: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/13(月) 19:57:49.43 ID:YnRR6eF/0
<雪はいつか止む>
外は吹雪いている。雪のせいで、海の向こうは全く見えない。
258: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/13(月) 19:58:22.75 ID:YnRR6eF/0
朝潮は読書に飽き、伸びをして、窓を見る。雪が吹雪いている。
朝潮はロッカーから、コートと軍帽を取り出し、身につけた。
259: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/13(月) 19:59:05.13 ID:YnRR6eF/0
「朝潮、部屋寒い?」
朝潮は首を横に振って、それを否定する。
260: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/13(月) 19:59:44.74 ID:YnRR6eF/0
「満潮たちは?」
大潮が尋ねると、皆、首を横に振った。朝潮と大潮は、2人で外に出る。
261: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/13(月) 20:00:23.22 ID:YnRR6eF/0
朝潮と大潮、2人は手をつなぎ、鎮守府の廊下を歩き、外に出る。
吹雪と冷たい風が、顔をくすぐる。帽子を深くかぶる。
262: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/13(月) 20:01:03.19 ID:YnRR6eF/0
朝潮と大潮、2人は手をつなぎ、鎮守府の廊下を歩き、外に出る。
吹雪と冷たい風が、顔をくすぐる。帽子を深くかぶる。
263: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/13(月) 20:01:40.66 ID:YnRR6eF/0
2人の会話は、自然に声が大きくなる。風の切る音で、声が聞こえにくい。
2人はさらに体を近づける。歩きにくいが、さっきよりはほんの少し暖かい。声も聞きやすい。
264: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/13(月) 20:03:10.50 ID:YnRR6eF/0
そこで大潮は息を吸い、はあーと、大きなため息をついた。
「いいなぁ、朝潮お姉さんは。大潮は、ちゃんと姉として振る舞えているのかな・・・」
265: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/13(月) 20:04:01.70 ID:YnRR6eF/0
そこで大潮は息を吸い、はあーと、大きなため息をついた。
「いいなぁ、朝潮お姉さんは。大潮は、ちゃんと姉として振る舞えているのかな・・・」
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