97: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/18(水) 23:09:23.06 ID:+hjMgpbx0
「あっ! あれが噂のアイス!」
「ゆ、夕立、静かに」
3人のゲストに見守られながら、満潮は、スプーンでアイスをすくう。
98: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/18(水) 23:13:08.63 ID:+hjMgpbx0
「ゆ、夕立も・・・」
「ちょっと・・・気持ちはわかるけど」
満潮は、クルリと振り返る。そしてスプーンのアイスを、夕立の口に差し出す。
99: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/18(水) 23:14:11.71 ID:+hjMgpbx0
「み、満潮さん。ボクも、いいかな?」
「はい、どうぞ」
アイスを一口。時雨の顔は、ふにゃりと歪んだ。
100: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/18(水) 23:15:10.93 ID:+hjMgpbx0
時雨と満潮は、照れくさそうに微笑む。
そこで朝潮は、満潮の器とスプーンを回収する。
「じゃあ、満潮。私、ちょっと用事があるの。器、持って行くわね」
101: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/18(水) 23:15:38.20 ID:+hjMgpbx0
***
一度間宮に戻り、器を返し、アイスを2つもって、球磨型の部屋へと向かう。
片手で器用にアイスを持ち、ドアをノックする。
102: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/18(水) 23:16:19.84 ID:+hjMgpbx0
「美味しいクマ〜」
「せっかくなら、多摩の分も頼んで欲しかったにゃ!」
「一口あげるクマ」
103: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/18(水) 23:17:30.09 ID:+hjMgpbx0
「・・・甘くて冷たい」
「口がとろけそうです」
アイス一口。これでたいていの疲労は吹き飛んでしまう。
104:名無しNIPPER[sage]
2017/01/18(水) 23:20:41.72 ID:9mSWTIOwO
イイハナシダナー
満潮と違って霞は既にこの鎮守府に馴染んでるのな
105: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/18(水) 23:27:39.15 ID:+hjMgpbx0
<練度>
改二丁になった朝潮は、出撃も、遠征もどちらも行うようになった。
そして出撃も、補佐役ではない、第一艦隊に所属することもある。
106: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/18(水) 23:29:12.63 ID:+hjMgpbx0
「・・・霞、体調悪くない」
「はあ?」
起床して、手早く身支度をしている時。朝潮は霞の顔色の悪さに目が行く。
107: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/18(水) 23:29:56.04 ID:+hjMgpbx0
姉妹はいつもどおり、身支度を済まし朝食に向かう。
鎮守府では、艦娘それぞれの活動時間帯が異なるため、食事は基本的に自由に取れる。
しかし、訓練や座学が始まる前のこの時間は、必然的に、人数が多くなる。
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