過去ログ - 五十鈴華「流されることのない、わたくしの汚穢」
1- 20
21:名無しNIPPER[saga]
2017/01/13(金) 22:32:13.24 ID:uefm+U0co
掴んでしまえば、終わる。
僅かに残る理性がそう言う。

でも、掴まなければ築き上げたものを失う。
もう一人のわたくしが背中を押す。

何が正しいのか、分かりません。
どうしたらいいのか、分かりません。

誰か、わたくしを叱ってください。
誰か、わたくしを罵ってください。

誰かわたくしを……。

「止めて……」

手が生温かく、固めの泥のような感触のもに触れる。

持ち上げると自重に耐えきれず、折れてしまう。

半分になったそれを手に収めたまま口に近づける。

異臭が鼻腔の中に絨毯爆撃を仕掛ける。

けれど、今のわたくしにはその臭いを感じる余裕はありませんでした。

ただひたすらに、目の前のものを処理することしか頭になかったのです。

口をだらしなく開け、汚れた手にあるものを受け入れる準備を整えた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
38Res/31.39 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice