過去ログ - 五十鈴華「流されることのない、わたくしの汚穢」
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11:名無しNIPPER[saga]
2017/01/13(金) 20:57:36.57 ID:uefm+U0co
別の場所から戦車の咆哮が聞こえてきました。
これでお二人が部屋から出たということになります。
時間がかかりすぎていますわ。そろそろ決めないと。

「ふぅー……」
以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2017/01/13(金) 21:11:33.66 ID:uefm+U0co
快楽に身を委ねてしまいそうになる自分自身を叱責し、奮い立たせる。
三度目の砲撃音が聞こえてくる。急がなくては。

紙を適量に千切り、汚れをふき取る。

以下略



13:名無しNIPPER[sage]
2017/01/13(金) 21:14:25.46 ID:NvOxmvTno
興奮してきた


14:名無しNIPPER[saga]
2017/01/13(金) 21:21:03.96 ID:uefm+U0co
滝が流れていく。
わたくしはその音を背にして扉の鍵に手をかけました。

しかし、何か違う。

以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2017/01/13(金) 21:31:15.77 ID:uefm+U0co
しかしながら、ここでこれを放置することもできません。
戦車道受講者のみなさんは必ずと言っていいほど、このトイレを利用します。
この個室だけを都合よく使わないということは考えられません。

それに戦車道受講者以外も利用します。
以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2017/01/13(金) 21:44:04.97 ID:uefm+U0co
いくら考えても打つ手がありません。
こんなとき、みほさんならどうするのかと思考した直後、

「華さん、大丈夫?」

以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2017/01/13(金) 21:59:12.92 ID:uefm+U0co
とっさに便座の蓋を閉じてみたものの、こんなもの何の意味もありません。
見えずとも隠し切れない神々しさは溢れてくるばかり。

ふと上を見上げてみると、扉と天井の間には隙間があるのがわかりました。
密閉されていれば、まだ時間が稼げたものの、塞ぐものがなければ発覚の時間は見る見るうちになくなってしまいます。
以下略



18:名無しNIPPER[sage]
2017/01/13(金) 22:06:31.74 ID:Ocmh39RL0
あかん


19:名無しNIPPER[saga]
2017/01/13(金) 22:09:34.95 ID:uefm+U0co
わたくしは頭を振りました。

ありえないですわ。
上からにしろ、下からにしろ、出したものを戻すなど、無理に決まっています。

以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2017/01/13(金) 22:23:01.00 ID:uefm+U0co
息遣いが荒くなる。

自分を止めることができない。

こんなものがわたくしの中に入っていたことすら驚きなのに、今からわたくしは食そうとしている。
以下略



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