135:名無しNIPPER[saga]
2017/01/24(火) 20:45:37.69 ID:/b4L6aI9o
アズサ「地球を守る人は少しでも多いには越したことはありません。
けれど重要だからこそ責任も重く……とても危険な仕事です。
興味本位やただの憧れでテストを受けたりは、絶対にしないでください。
申し込みの締切はまだ先ですから、じっくりと、よく考えてください」
厳しくも聞こえるアズサの口調はしかし、僅かに震えていた。
その表情もまた、よく見れば泣き出してしまいそうに見える。
アズサ「よく考えた上で、それでも入隊を希望するという人は……
今配った希望調査票を、承諾書と一緒に提出してください。
……はい、これでホームルームを終わります〜。号令をお願いします」
最後だけは、アズサはにっこりと笑顔を作って明るく締めくくった。
その後アズサが教室を出てから、クラスは再びざわつく。
しかしその雰囲気は前と違い、浮ついたものではない。
アミとマミもまた、しょんぼりと肩を落として顔を見合わせている。
アミ「アズサ先生、悲しそうだったね」
マミ「心配なんだよ……。クラスのみんなが戦うかも知れないっていうことが」
アミ「……勧誘大作戦、やめよっか」
マミ「そだね……」
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