139:名無しNIPPER[saga]
2017/01/24(火) 20:51:14.91 ID:/b4L6aI9o
翌日、ヤヨイは早速職員室に趣いた。
椅子に座ったアズサと、その正面に緊張した面持ちで立つヤヨイの姿を、
職員室の入口付近でアミとマミは遠目に見守っている。
アズサ「――そう。ご両親も、承諾されたのね……」
静かなアズサの声とは裏腹に、ヤヨイの鼓動は早い。
アズサが優しい先生であることはヤヨイにも十分わかっていたが、
その優しさゆえに、自分の身を案じてテストを受けさせてくれないのでは。
そんな不安が、ヤヨイの鼓動を早めるのだった。
だがアズサはふっと表情を柔らかくし、
机の引き出しから紙を数枚取り出してヤヨイに渡した。
アズサ「はい、どうぞ。記入例もあるから、それを参考にして、
書き終わったら締切までに持ってきてね」
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