過去ログ - 無尽合体キサラギ
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212:名無しNIPPER[saga]
2017/01/27(金) 23:33:20.79 ID:7kmWkE4YO
ミキ『アミ! マミ! キサラギにしっかり掴まってるのーーーーーっ!』

鎖の先を掴んだリッチェーンが、
全身の関節を軋ませて最大パワーを解放する。
鎖の伸長がピタリと止まり、当然そうなることで、
以下略



213:名無しNIPPER[saga]
2017/01/27(金) 23:34:09.40 ID:7kmWkE4YO
しかしそれこそミキが狙っていたこと。
キサラギの手がグリップにロックされているのであれば、
そこさえ切り離してしまえば離脱することができると考えたのだ。

ミキ『アミーーーーーっ、マミーーーーーーーーっ!』
以下略



214:名無しNIPPER[saga]
2017/01/27(金) 23:35:02.10 ID:7kmWkE4YO
滑走路の真ん中で、リッチェーンはキサラギの下敷きになり、地面にめり込んでいた。
しかし、二体の巨大ロボの損傷はいずれも軽微。
自爆装置を起動されてしまったベロチョロは滑走路の先に墜落、
大爆発を起こしたが、基地や周辺施設への被害はほぼ無かった。

以下略



215:名無しNIPPER[saga]
2017/01/27(金) 23:36:59.33 ID:7kmWkE4YO
キサラギの装甲に手を付いて、
アミは肩を落とし、うな垂れていた。
いつもならそれを励ますはずのマミも、
アミの隣で膝を抱え、その中に顔を埋めて動こうとしない。

以下略



216:名無しNIPPER[saga]
2017/01/27(金) 23:42:34.12 ID:7kmWkE4YO
ヤヨイの裏切りがあげた効果は絶大であった。
育ての親である祖父との死別に、はからずも重なった親友の裏切り。
アミとマミは、まだ年端も行かぬ少女である。
常に戦いの場に身を置き続けていたことは、
自覚のあるなしに関わらず二人の幼い心に確実に負荷をかけ続けていた。
以下略



217:名無しNIPPER[saga]
2017/01/27(金) 23:44:28.28 ID:7kmWkE4YO
フッと、出し抜けに空が翳ったのはそんな時だった。

明るい陽光が降り注いでいた周囲の大地が、
突然真っ黒な影に覆われてしまった。
天候が急変したのかと空を見上げるミキ。
以下略



218:名無しNIPPER[saga]
2017/01/27(金) 23:48:52.70 ID:7kmWkE4YO
今日はこのくらいにしておきます
次の投下で多分ボイノベの内容は終わると思います
明日は東京に大事な出張があるので、日曜か月曜の夜に投下します


219:名無しNIPPER[sage]
2017/01/28(土) 11:35:25.69 ID:WZYTX0ogO
楽しんでね


220:名無しNIPPER[saga]
2017/01/30(月) 21:15:45.04 ID:9MPQtGy4o



イオリ「ハルシュタイン閣下! これは一体どういうことなのです!?」

以下略



221:名無しNIPPER[saga]
2017/01/30(月) 21:16:35.09 ID:9MPQtGy4o
イオリ「ハ……ハルシュタイン閣下ぁーーーーーーっ!」

絶叫するイオリから無表情な顔を背け、
ハルシュタインは玉座の手元にあるスイッチを押した。
一息ついて、ハルシュタインは片側の口元を上げたあと、ゆっくりと言葉を発する。
以下略



222:名無しNIPPER[saga]
2017/01/30(月) 21:17:34.44 ID:9MPQtGy4o
ハルシュタイン『地球上の全生命は今、私の手中にある。ならばどうする?
      貴様らはまだ抵抗を続けるのか……
      それとも跪き、額を地に擦り付け、服従するのか。
      防衛軍とやらの対応を見て判断させてもらうことにする』

以下略



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