301:名無しNIPPER[saga]
2017/02/04(土) 01:16:15.52 ID:4ghH70Iao
アミ「――今だ! キサラギ〜〜〜……」
マミ「ナックルーーーーーーー!」
イオリ『っ……!』
キサラギの強烈な一撃をガードした怪ロボットの巨体が数百メートル後退する。
二体のロボがぶつかり始めてから既に数分が経過し、
アミとマミはこの段階で二つのことを確信した。
まず一つは、やはり防衛軍はこの敵の存在に気付いていないということ。
軍は、キサラギが瞬殺した怪ロボットの出現しか把握しておらず、
もう戦闘は終了したと思っているのだ。
そうでなければ増援の戦闘機がとっくに到着、
そうでなくても連絡くらいは来ているはずである。
防衛軍の索敵システムは優秀ではあるが、
それゆえに信頼を置きすぎていることが現状を招いていた。
ここから更に数分も経過すればさすがに異変に気付くだろうが、
その頃にはもしかすると戦闘は終わっているかも知れない。
もちろんアミたちはこちらからの通信を試みたが、
イオリの仕業であろう、それも不可能だった。
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