396:名無しNIPPER[saga]
2017/02/12(日) 20:39:23.94 ID:NhytkIqso
マミ「それは……そうかもだけど……」
ミキ「それにミキだって、
タカネが困ってるんだったら助けてあげたいって思ってるんだよ?
まあ、もし本当に悪い人じゃなかったら、だけど」
ミキはそう言って、じっと品定めするような視線をタカネに注ぐ。
その視線からタカネは、敵意や警戒心に近いものを感じた。
同情心のようなものとはかけ離れたその感情はしかし、
逆にタカネの表情を和らげたようだった。
タカネ「敗者には隠しだてをする権利もなし、ということですね」
目を閉じて呟いたタカネに、そんなつもりじゃ、とアミたちは慌てる。
そして純粋に心配する気持ちを伝え直そうとしたが、
タカネはそれを遮るようにして続けた。
タカネ「残された唯一の肉親である妹と再会するため……。
そのために私は、ハルシュタインへ従うことを誓ったのです」
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