459:名無しNIPPER[saga]
2017/02/19(日) 20:27:36.42 ID:slU/EFQUo
そう言ってマミが浮かべた表情が作り笑いであることはすぐわかった。
同じ表情を作っているアミをちらと見て、ミキは静かに言った。
ミキ「危ないと思ったらすぐ行くから。
ちゃんとそれまで持ち堪えられるようにアミたちも頑張らないとダメだよ」
マミ「うん。ありがと、ミキミキ。でも本当に大丈夫だよ」
アミ「そうそう。ちょっと話をするだけなんだからさ」
あくまで自分たちはヤヨイと対話しに行くのだと、
アミたちは自らに言い聞かせるように繰り返しそう口にする。
ミキは彼女たちの心情を慮り、それを否定するようなことはもう言わなかった。
その代わり二人の目を見つめ、
ミキ「帰ってきたら、ミキも二人に話したいことがあるの。
だから、ちゃんと無事に帰ってきてね」
アミ「……わかった、ちゃんと無事に帰ってくる」
マミ「それじゃ、またあとでね!」
そう言って笑顔を残し、アミとマミはキサラギの待つ格納庫へと消えていった。
639Res/544.18 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。