521:名無しNIPPER[saga]
2017/02/26(日) 22:06:16.06 ID:05yusEqno
アミ「今だ!」
直後にキサラギは、ミキとヤヨイのもとへ駆け出した。
奇跡的にマコトの隙を付けたが、あれで決着がついたはずもない。
全力の拳が直撃した以上ダメージはあるだろうが、まだ敵は動けるはずだ。
522:名無しNIPPER[saga]
2017/02/26(日) 22:12:01.03 ID:05yusEqno
マコト「なるほど……確かにイオリから受け取ったデータの通りだ。
キサラギの出せるパワーは、操者の精神状態で大きく変動するらしい」
肩についた埃を払いながら話すその姿を見て、アミたちは愕然とした。
マコトはまだ動けるどころか、ダメージらしいダメージをほとんど受けていなかったのだ。
523:名無しNIPPER[saga]
2017/02/26(日) 22:13:26.24 ID:05yusEqno
今日はこのくらいにしておきます
続きは多分明日か明後日くらいに投下します
524:名無しNIPPER
2017/02/27(月) 17:40:06.69 ID:bNCUTUdMO
乙
マコトは東方不敗か何かかw
525:名無しNIPPER[saga]
2017/02/28(火) 19:40:45.97 ID:8KHAwi4Wo
・
・
・
ヤヨイ「――はあ、はあ、はあ……! ククッ、アハハハハハ……!」
526:名無しNIPPER[saga]
2017/02/28(火) 19:41:53.33 ID:8KHAwi4Wo
ヤヨイ『……あン?』
消え入りそうなミキの声であったが、それははっきりとヤヨイの耳に届いた。
この状況に似つかわしくない、
まるでこうなることを見透かしていたとでも言うようなミキの発言に、ヤヨイは眉根を寄せる。
527:名無しNIPPER[saga]
2017/02/28(火) 19:43:28.20 ID:8KHAwi4Wo
そこでヤヨイの口はぴたりと止まった。
そうだ……どうして自分はこれほどまで、ミキよりも強いことに固執しているんだ?
敵対する相手よりも強くありたいという気持ちは、これまでも当然あった。
しかし今の自分の感情はそれとはまた違う。
528:名無しNIPPER[saga]
2017/02/28(火) 19:45:09.85 ID:8KHAwi4Wo
ミキが言っているのはそういうことではない。
そのことはヤヨイも分かってる。
ヤヨイは……既に気付いていた。
ミキが言おうとしていること。
529:名無しNIPPER[saga]
2017/02/28(火) 19:46:47.90 ID:8KHAwi4Wo
――ミキの言葉を聞き、目を見開いて硬直するヤヨイ。
しかし直後、その耳に破壊音が届いた。
ヤヨイは反射的に背後を振り向いて音の正体を確認する。
それは、キサラギが打ち倒された音だった。
530:名無しNIPPER[saga]
2017/02/28(火) 19:51:59.68 ID:8KHAwi4Wo
……しかし、その一撃が双子の命を絶つことはなかった。
マコト「っ!?」
マコトの体が一瞬で姿を消し、
639Res/544.18 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。