58:名無しNIPPER[saga]
2017/01/21(土) 20:36:18.47 ID:JL8wN2Aao
・
・
・
ハルシュタイン「結果的に、アニマの秘宝の正体は分からずじまいか……」
ヒビキが去ったあとの部屋で、タカネは投影されるハルシュタインの姿と対していた。
通信機による映像ではない。
それは時間と時空を超越するハルシュタインという存在が成し得る幻影。
ここにあってここにない、
しかし厳然と宇宙に干渉する存在としてあり続けるもの――それがハルシュタインなのだ。
タカネ「最善の礼は尽くしたのだけれど……まったく残念なことだわ」
ハルシュタイン「らぁめん、か。銀河聖帝の至宝も、
宇宙開闢の地の秘宝には敵わなかったというわけだな」
ハルシュタインらしくない冗談に、タカネは眉をピクリと動かした。
639Res/544.18 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。