631:名無しNIPPER[saga]
2017/03/11(土) 22:48:05.56 ID:kHht+3Bto
地球から遠く離れた緑の惑星、アニマ。
その一画で今、賑やかな食事が始まった。
星を襲撃したもの、されたもの。
機体を破壊したもの、されたもの。
全てが一様に同じ食卓を囲むこの光景には、
見る者によっては違和感を覚えるだろう。
破壊されたアニマルロボの機体は、
地球とタカネの星の持つ技術によって修復された。
そしてアニマルロボたちの記憶は、全て希照石に残されていた。
その記憶をヒビキの巫女としての力で機体に与え、
無事にアニマルロボたちは復活を遂げたのだ。
また、タカネがこの星へ移り住み労働を始めてから、一週間が経つ。
焼いた土地を再生させるため、せめてもの償いのためにと、
一生をアニマで過ごす心づもりで自ら望んでのことだった。
そんな彼女を、アニマルロボたちは恨もうとはしなかった。
主人と同じように、タカネという存在を皆受け入れたのだ。
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