過去ログ - 無尽合体キサラギ
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99:名無しNIPPER[saga]
2017/01/22(日) 21:38:43.43 ID:B51TMD9so
怪ロボットは宙に浮いていた。
音もなく浮遊して、崩壊した体育館を尻目にグラウンドへと進んでくる。
と、怪ロボットから拡声された声が発せられた。
それは搭乗者の声……エージェントスノーの声であった。

スノー『さぁ来なさい、キサラギ!
    私を止めないと、被害は体育館一つでは済みませんよ!』

その大音量に顔をしかめるアミとマミ。
しかし表情は、すぐに輝きだす。

アミ「ご指名、かかっちゃったね」

マミ「ならば答えやろうじゃないの」

アミ「キサラギさんキサラギさん、五番テーブル〜!」

軽口を叩き、顔を見合わせて笑う二人。
それが儀式だったのだろうか、次には声を揃え、

アミマミ「来い! キサラギ!」

二人は希煌石に向かって叫んだ。


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