過去ログ - 【ミリマス】いっぱい食べる、君が好きっ♪
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31: ◆Jnlik0MEGA[sage]
2017/01/24(火) 22:23:07.98 ID:ibySL4JM0
この一件とは関係なくても、食事制限とか黙ってないだろうな
一旦乙です

>>20
佐竹美奈子(18) Da
以下略



32: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/01/25(水) 19:06:56.72 ID:5NvyqV2M0
===4.

 こうして765プロダクション内に、『プロデューサー食事制限令』は発令された。

 具体的にどんな内容なのかを説明すると、おやつなどの間食を、彼に差し入れることは原則禁止。
以下略



33: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/01/25(水) 19:08:44.23 ID:5NvyqV2M0
 
 当然、彼女の実家である佐竹飯店への立ち入りについても厳重な対策が施される。
 なんと事務所は制限令を出したその日の内に、プロデューサーの首に賞金を懸けたのだ。
 
「おい聞いたか? 佐竹飯店で指名手配されてる男の話!」
以下略



34: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/01/25(水) 19:09:59.52 ID:5NvyqV2M0
 
「プロデューサーさん聞きましたよ? 間食の差し入れはダメだってことなので、私、お弁当作って来ちゃいました」
 
 などと抜け駆け、いや、先駆けた二つリボンがいたせいで、彼の食事模様は多彩を極めることになったのだ。

以下略



35: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/01/25(水) 19:12:03.06 ID:5NvyqV2M0

 それもこれも、全ては美奈子のいたポスト……要は、『プロデューサーへの差し入れ係』の席が空いてしまったことによる。

 それまでは美奈子の料理によって他の娘の差し入れが入らない程に満たされていたプロデューサーの胃が、
 今や「いつでもどうぞ」とばかりに空っぽなのだ。
以下略



36: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/01/25(水) 19:14:06.34 ID:5NvyqV2M0
==

 ところで、皆さんは『密造酒』という物をご存知だろか? 

 密造酒とは読んで字のごとく、密造されたお酒のことであるのだが、一体何処で造られていたかと言うと、
以下略



37: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/01/25(水) 19:15:44.71 ID:5NvyqV2M0
 
 いくら厳重な警備のある国境も、運と天が味方してくれれば越えられる者がいるように。
 この日、運はプロデューサーに味方したのだ。
 
「ふっふっふ……まさかこんな抜け道があるなんて、お釈迦様でも見抜けまい」とは、悪い微笑みを浮かべたプロデューサーの台詞。
以下略



38: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/01/25(水) 19:16:50.21 ID:5NvyqV2M0
 
 プロデューサーが、一緒にいた少女たちの方を向く。
 
「なぁ、響に環。俺はこれからココで、大切な仕事の話し合いをしなくちゃならない」

以下略



39: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/01/25(水) 19:17:59.16 ID:5NvyqV2M0

 不安そうな表情を浮かべた環の隣にしゃがみ込み、響が内緒話をするように彼女に耳うつ。
 
「だ、ダメだぞ環! 律子にお願いされたでしょ? 自分たち二人は、プロデューサーを見張ってなくちゃいけないんだし……」

以下略



40: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/01/25(水) 19:19:39.06 ID:5NvyqV2M0
===
 
 木を隠すには森の中、それは飲食店においても同じらしい。

 追加の千円を響たちに渡し、プロデューサーが姿を消したその建物こそ、何を隠そう佐竹飯店の二号店。
以下略



41: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/01/25(水) 19:21:10.70 ID:5NvyqV2M0
 
 ニヤニヤとした笑みを浮かべながら、舌なめずりをして彼が言う。

「美奈子のオフに合わせて、俺が仕事を理由にココに立ち寄る」

以下略



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