過去ログ - 未来人「少し先の未来で、待ってるから」
↓
1-
覧
板
20
39
:
◆zsQdVcObeg
[saga]
2017/02/04(土) 22:40:32.27 ID:VUzEAQad0
息を整えた3人は、ひとまず、これからどうするかを話し合った。
「松葉杖を取りに行かないとな」
中村が、私の方を見ながら言った。
さっき、警察官に見つかった時、焦って走り出してしまったせいで、松葉杖を放り出してしまっていた。
中村が肩を貸してくれたので忘れていたけど、あれがなければまともに歩けない。
「なら、まずは松葉杖を取りに行こうよ」
山田も勧めてくれたので、まずは松葉杖の回収を急ぐことにした。
一番出口に近かった中村が顔だけを道路に出して辺りを見回し、誰もいないことを確認してから、ひょいと道路に出た。
次に、脚がうまく使えない私が出ることになった。
上から中村に引き上げてもらい、下から山田に押してもらう。
なんとかそれで排水路から出ようとした、その時、
「……焦げ紫」
焦げ紫の匂いがした。
2人は首を傾げている。
「化け物が、近くにいる」
2人の顔が青ざめるのが、月明かりだけでもわかった。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
55Res/58.49 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 未来人「少し先の未来で、待ってるから」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1486119166/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice