92: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/02/07(火) 18:44:27.51 ID:EHdGkfvBO
慌てて外に出るも、他の人たちが慌てふためいている様子はありません。
誰もが当たり前の様に、買い物袋やスマートフォンを片手に歩いています。
93: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/02/07(火) 18:45:13.21 ID:EHdGkfvBO
フレデリカさんの話を、ようやく要約出来ました。
つまるところ、今日は畳が空へと飛んで行ってしまう日だという事。
94: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/02/07(火) 18:45:55.08 ID:EHdGkfvBO
レッスンを終え家えと帰ると、畳は未だに天井にはりついていました。
天気と言えば空から何か降ってくるものだとばかり思っていましたが。
95: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/02/07(火) 18:46:25.11 ID:EHdGkfvBO
『明日は、全国各地でチラシとゴミ袋です』
「…ふふっ…すごい、すごいです!」
96: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/02/07(火) 18:47:09.16 ID:EHdGkfvBO
翌日起きれば、外に捨てたゴミ袋がなくなっていました。
周りを見渡せば、空へと浮かび上がっていくゴミ袋と路上に落ちていたチラシ。
97: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/02/07(火) 18:47:51.89 ID:EHdGkfvBO
明日は、どんな天気かな。
98: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/02/07(火) 18:48:24.05 ID:EHdGkfvBO
翌日起きてすぐテレビをつけました。
どのチャンネルも、同じニュースで持ちきりです。
99: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/02/07(火) 18:49:20.12 ID:EHdGkfvBO
…んん…
気付けば、もう夜になっていました。
寝てしまっていた様ですね。
100: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/02/07(火) 18:49:57.28 ID:EHdGkfvBO
目をさますと、当然ながら私の家でした。
見慣れた天井に、見慣れた壁。
101: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/02/07(火) 18:50:59.95 ID:EHdGkfvBO
「なんて不思議な事があったんです」
「ふーん、フレちゃんも空飛んでみたかったなー」
102: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/02/07(火) 18:52:42.49 ID:EHdGkfvBO
終わり
文香の話は、途中と最後の語りをしている文香がどちらなのか、を考えてみると面白いかもしれません
どちらとも取れるからこそ面白いものですからね
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