過去ログ - 緒方智絵里「私の特別な、あの人だけの贈り物」
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名無しNIPPER
[saga]
2017/02/14(火) 07:01:38.61 ID:h/NngETl0
そしてそれには、四つ葉のクローバー柄のふきんが包まれている。これがまゆ以外に、Pの下を訪れた者がいるという決定的な証拠だった。
「プロデューサーさん……まゆの前に、智絵里ちゃんと……会いましたよね?」
Pが担当するもう一人のアイドル、緒方智絵里。Pが持つ弁当は、彼女が彼に良く作ってくる物に、違いなかった。
「あぁ、会ったぞ。今朝早くにな」
そしてPはまゆの質問に肯定する。それを聞いた途端、まゆはその表情をこわばらせた。
更に、瞳にうっすらとあった光も、完全に消え失せてしまった。
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