過去ログ - 六畳世界から考察するチョコレートと恋愛ごとにおける関係
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◆jZl6E5/9IU
[saga]
2017/03/02(木) 22:50:50.81 ID:3fRTx7810
立ち話もそこそこに二人と別れ、私と明石さんは目的の猫ラーメンへとやってきた。屋台の店主は席に座った我々に対し無言のまま、猫ラーメンを作り始めた。ちょうど、客は一人もいないようだ。
私は出来立てのラーメンへと箸を伸ばした。すっかり疲労しきっていた身体は、無類の味のおかげでゆっくりと回復していくようであった。
「しかし、今日は疲れた」
ある程度食べて、私は心の底から自然と零れるようにその言葉を発した。小津のせいでろくでもない目に遭った。そのおかげで明石さんのチョコをもらえたから、不問にしてやることにはしたけれど。
「すみません。まさか小津さんがあれほどに面倒で大仰な計画を企んでいるとは露知らず」
私が視線を移すと、明石さんは箸を置いて、伏せ目がちにしていた。気にすることはない、悪いのはだいたい小津と、素直に君に気持ちを言わなかった私だ、とだけ私は告げてから、一つ気になっていたことを尋ねてみた。
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