過去ログ - 【モバマス】「とりとめもない日々の一コマ」【アイマス】
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26: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/02/20(月) 18:43:21.15 ID:vKNINmKu0
===4.

 本田未央、高森藍子、日野茜の三人組ユニット「ポジティブパッション」のミーティング日。
 どうしても外せない学校の用事があったため、予定していた開始時刻よりも少し遅れて現れた未央は開口一番こう言った。

以下略



27: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/02/20(月) 18:44:40.16 ID:vKNINmKu0

 なんだ、慌てて損したなこりゃ……といった風に未央が片手を頭にやりながら、空いている椅子に腰を下ろす。
 それから彼女は、自分の腕時計に目をやって

「でもさ、予定してた時間から三十分は経ってるよ? 今まで一度も顔見せ無し?」
以下略



28: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/02/20(月) 18:49:49.47 ID:vKNINmKu0

 未央がそう言って肩をすくめると、藍子は申し訳なさそうにため息をつき

「……それが未央ちゃん。その領収書を切った理由の殆どが、私たちに関することだったの」

以下略



29: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/02/20(月) 18:51:33.80 ID:vKNINmKu0

「えーっと……単純計算、何人分になるんだろう?」

「しかも金額だってピンキリですから……通らなかった場合の負担についても、余り考えたくないですよね……」

以下略



30: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/02/20(月) 18:52:52.61 ID:vKNINmKu0

「担当を外れるって……そんなこと、なるかな?」

「流石に私たちにまで責任をー……なんて話にはならないと思うけどさ。
 プロデューサー、怒られるだけで済めばいいけど、最悪クビになったりするかもしれないじゃない?」
以下略



31: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/02/20(月) 18:54:05.95 ID:vKNINmKu0

「プ、プロデューサーさん!」

「ちょっとちょっと大丈夫!? うわぁ……思ってたよりも酷い顔だぞ」

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32: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/02/20(月) 18:56:02.77 ID:vKNINmKu0
===

 プロデューサーがやって来てから数十分。

 予定されていたミーティングが終わる頃には、未央にもこの違和感の正体がハッキリと分かるようになっていた。
以下略



33: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/02/20(月) 18:57:20.79 ID:vKNINmKu0

(え、えぇっ!? 茜ちんに、『no-no』のモデルのお仕事ぉ!?)

 ここでどうして未央がこれほどまでに驚いているのか、その理由を説明しておかねばなるまい。

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34: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/02/20(月) 18:58:52.15 ID:vKNINmKu0

「で、でもでもでもでもプロデューサー! あ、茜ちんはその、なんていうか……」

 未央が、困惑したままの表情で茜の方をチラリと見た。

以下略



35: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/02/20(月) 19:00:23.94 ID:vKNINmKu0

「よぉーし、やりますよー私は……ぼんばー」


 限界、である。
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36: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/02/20(月) 19:01:34.40 ID:vKNINmKu0

「お、落ち着け……落ち着いて思い出すんだ本田未央。
 茜ちんは、日野茜という女の子はいつも元気で全力で、喋ると必ず語尾に感嘆符がつくような女の子で」

 だが、未央は薄々気がついていた。今日の茜の喋った言葉に、
以下略



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