過去ログ - ガヴリール「悪魔的所業?」(百合)
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1: ◆/BueNLs5lw[saga]
2017/02/26(日) 15:00:58.90 ID:BW4B/JIs0
ガヴリールとヴィーネがいちゃいちゃするだけ



「っくしゅ」

寒い。
あー、また、寝落ちしたのか。
寝転がってマウスを操作すると、すぐにパソコンが起動するも、

「しまった……ボス戦終わってる」

やってしまった。
高確率でレアアイテム入手できる所だったのに。
次はまた1ヶ月後。
やる気無くした。
別のゲームしよう。
なんか、朝日が差し込んで来てるけど気のせい気のせい。
まだ午前4時くらいじゃね?

「喉か湧いたな」

何か飲み物あったっけ。
あれ、最近買い物行ったのいつだ?
先月か? 昨日までは何飲んでたっけ。
うーん、あ、そうだ。
ヴィーネがお茶淹れてくれたんだ。
マジ、天使。

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2: ◆/BueNLs5lw[saga]
2017/02/26(日) 15:14:09.89 ID:BW4B/JIs0
「まだ、あったっけかな」

のそのそ、ゴミをかき分けて足を踏み出す。
あんた掃除した方がいいとかって言い出す奴がいそうだけど、まあどうでもいいや。
冷蔵庫を開けてみるけど、何も無い。
以下略



3: ◆/BueNLs5lw[saga]
2017/02/26(日) 15:37:38.17 ID:BW4B/JIs0
扉がけたたましく開いた。

「ひゃ!?」

「ガヴリール、学校遅れるわよ」
以下略



4: ◆/BueNLs5lw[saga]
2017/02/26(日) 15:48:02.95 ID:BW4B/JIs0
「でもさ、ヴィーネそんなに良い人してたら、お小遣い減るくね? 私なんて日に日に底をつきかけてるから、嫌々ながら善行しなきゃいけないし」

「う……」

「図星か。この間は、結局残高増えてたわけ?」
以下略



5:名無しNIPPER[sage]
2017/02/26(日) 15:53:55.23 ID:92bQknojo
期待


6: ◆/BueNLs5lw[saga]
2017/02/26(日) 16:05:38.63 ID:BW4B/JIs0
結局、ヴィーネと喋っている間にゲームしたい欲が少し下がって、学校に行く羽目に。
あー、やだやだ先生を殲滅したらしばらく休校になるかな。
教室について、ヴィーネに宿題を見せてもらいつつ、ぼんやりそんなことを考える。

「あ、ガブちゃん、今酷い事考えた?」
以下略



7: ◆/BueNLs5lw[saga]
2017/02/26(日) 16:16:28.63 ID:BW4B/JIs0
その日の夜。
なんとなく気になって通帳を開いた。

「……あれ」

以下略



8: ◆/BueNLs5lw[saga]
2017/02/26(日) 16:22:44.65 ID:BW4B/JIs0
数十分後。

「うっす」

「……うっす」
以下略



9: ◆/BueNLs5lw[saga]
2017/02/26(日) 16:33:33.56 ID:BW4B/JIs0
どうしたものか。
バイト代入るのもまだまだ先だし。

「ヴィーネさ、バイトしない?」

以下略



10:名無しNIPPER[sage]
2017/02/26(日) 16:35:34.43 ID:opxz0sOVo
ガヴが洗脳されるのか


11: ◆/BueNLs5lw[saga]
2017/02/26(日) 16:44:06.19 ID:BW4B/JIs0
「へ、へえちゃんと考えてるのね」

「もちろん。だから、これとかこれとかをその辺のお金持ってそうなおっさんにしたら……現金支給も+αされてぶへ!?」

思いっきり殴られました。
以下略



12: ◆/BueNLs5lw[saga]
2017/02/26(日) 16:55:59.39 ID:BW4B/JIs0
あとちょっと。
あとちょっと粘れば、私が働かずに済む。
頑張れ私。
負けるな私。

以下略



13: ◆/BueNLs5lw[saga]
2017/02/26(日) 17:06:49.75 ID:BW4B/JIs0
「そもそも、私とあんたの問題に他の誰かを巻き込むのはおかしい話よね」

げ、正論スイッチ入った。

「そして、私だけ動くのも変よね? ガブも道連れよ」
以下略



14: ◆/BueNLs5lw[saga]
2017/02/26(日) 17:14:22.16 ID:BW4B/JIs0
口の周りについた液体を急いでふき取る。
何と言うことでしょう。
小瓶が空っぽだ。

「全部飲んじゃったじゃん!」
以下略



15: ◆/BueNLs5lw[saga]
2017/02/26(日) 17:37:48.98 ID:BW4B/JIs0
「ガヴ?!」

すぐにヴィーネが私の体を抱き起す。

「大丈夫、ごめんなさい。ヴィーネ」
以下略



16: ◆/BueNLs5lw[saga]
2017/02/26(日) 17:49:24.23 ID:BW4B/JIs0
「ガヴ、1時間くらい大人しくしておきなさい」

「ざけんっ……あ、紅茶で良かった?」

「ええ、お願い」
以下略



17: ◆/BueNLs5lw[saga]
2017/02/26(日) 17:57:33.16 ID:BW4B/JIs0
ヴィーネさん?
いつものツッコミは?
まるで、天使ね!
とか、茶化さないの!?

以下略



18: ◆/BueNLs5lw[saga]
2017/02/26(日) 18:22:49.09 ID:BW4B/JIs0
しばらくすると、すぐに、紅茶の良い香りが部屋に広がった。

「ねえ、ここ座って」

紅茶を飲み終えて、私はヴィーネを床に座らせる。
以下略



19: ◆/BueNLs5lw[saga]
2017/02/26(日) 18:31:41.21 ID:BW4B/JIs0
目を覚ましたら、心配そうに見つめるヴィーネがいた。

「はろー……」

ゆっくり起き上がる。
以下略



20: ◆/BueNLs5lw[saga]
2017/02/26(日) 18:37:50.98 ID:BW4B/JIs0
「次はヴィーネ飲んでよ」

「え、いや、それだと意味ないでしょーが」

「だから、ちゃんとした媚薬をってこと!」
以下略



21: ◆/BueNLs5lw[saga]
2017/02/26(日) 18:47:26.83 ID:BW4B/JIs0
「絶対高くつくと思うのよね」

「そりゃそうだろうね。でも、私を更生させたら悪魔としてはダメだと思うけど」

「そんなに言うなら、ガブも何かやってみてよ。そうだ、じゃあ人としてだダメなこととか教えてよ」
以下略



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