過去ログ - 【モバマス】美嘉「もう一つの物語」
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67: ◆4L0B/P2YzYpZ[sage saga]
2017/03/06(月) 22:03:57.96 ID:G39hXaPY0
ご飯にいってきます。あと少し、お付き合いくださいませ。


68:名無しNIPPER[sage]
2017/03/06(月) 22:25:45.66 ID:WYp4aWZfO
いいねえ。続き待ってます。


69: ◆4L0B/P2YzYpZ[saga]
2017/03/06(月) 23:15:14.39 ID:G39hXaPY0
戻りました。それでは、ラストスパートです。日が変わるまでに終わらせます。


70: ◆4L0B/P2YzYpZ[saga]
2017/03/06(月) 23:18:07.57 ID:G39hXaPY0
「それで?何の用かな。申し訳ないが私には君に割く時間は余り無い」
「お忙しいところ、また突然のアポイント、誠に申し訳ございません」
「そういうのは良い。要件を言いたまえ。アシスタントからは城ヶ崎美嘉のプロデューサーと聞いている」

椅子に座った常務は机の上で腕を組み、眼光鋭い目でこちらを見据えてくる。
以下略



71: ◆4L0B/P2YzYpZ[saga]
2017/03/06(月) 23:22:13.41 ID:G39hXaPY0
「結果を出していることは承知しております。
また、美嘉の新しい可能性を示してくれたことに関して、強く感謝しております」

高級路線という、これまでのカリスマギャルとして、
女子高生に寄り添ってきたスタイルから大きく脱却した路線。
以下略



72: ◆4L0B/P2YzYpZ[saga]
2017/03/06(月) 23:25:36.94 ID:G39hXaPY0
「…真意は今、君が言った通りだ。可能性、その一言に尽きる。」

「女子高生のカリスマと評される、誇るべき容姿とスター性、そして何より圧倒的な知名度。
生まれ変わるアイドル部門において、重要な存在であることは明白だ」

以下略



73: ◆4L0B/P2YzYpZ[saga]
2017/03/06(月) 23:29:10.93 ID:G39hXaPY0
「…美嘉に対する、高い評価、ありがとうございます」

常務の真意を聞くことを出来た、しかもそれが真っ当に美嘉を評価した上で
あったことは本当に嬉しかった。

以下略



74: ◆4L0B/P2YzYpZ[saga]
2017/03/06(月) 23:33:53.30 ID:G39hXaPY0
…初めて常務が表情を変えた。いや、眉根が上った、それだけではあるが、
少なくとも反応したことは事実だった。

「城ヶ崎美嘉のことを最も理解して、彼女を輝かせることの出来るのは
自分が適任と考えています」
以下略



75: ◆4L0B/P2YzYpZ[saga]
2017/03/06(月) 23:37:38.18 ID:G39hXaPY0
「長くなりましたが、私の思いは一つです。
今の新しい可能性、これを追求した上で、彼女自身の求める、
等身大の城ヶ崎美嘉を、自分自身で貫かせたいと考えています」

「…君の言う、等身大という言葉は随分と都合が良いな。
以下略



76: ◆4L0B/P2YzYpZ[saga]
2017/03/06(月) 23:42:32.83 ID:G39hXaPY0
退室しようとする俺に向かって常務が声をかける。

「私のところに直談判に来たのは、君が二人目だ」

その「一人目」の寡黙だけど大きな背中は、容易に思い浮かんだ。
以下略



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