過去ログ - 最原「超高校級のラッキースケベ?」天海「2スレ目っす!」ダンガンロンパV3
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塩
[saga]
2017/03/28(火) 21:00:59.83 ID:Xjgeku7O0
「皆、皆……私に会いに来なくなっちゃった。当然だよね、こんな私に会いたい奴なんているわけないもんね……」
そう言って春川さんは自嘲気味に笑うと、寂しそうに涙を流した。本心からの涙をこぼしながら、すがる様に僕に語りかける。
「ねぇ、最原……もう、あんたしかいないんだ……私が殺そうとしたあんたに罰を与えて貰える事でしか、私は生きている事を実感出来ないんだよ……」
以下略
717
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塩
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2017/03/28(火) 21:02:03.75 ID:Xjgeku7O0
「痛い、苦しい、辛い……私は、アンタにこんな事をしようとしてたんだね……?ひどい奴だね、私は……」
荒い呼吸を整えながら春川さんが言う。痛みと悲しみで涙を浮かべながら彼女は僕に懇願した。
「……お願い最原、私を殺して……あなたが居なくなれば、私は生きる意味がなくなるから……だから、いつか私に最大の罰を与えて……お前の居場所はもうどこにも無いんだって吐き捨てて、ここに私を置いていってよ……!」
以下略
718
:
塩
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2017/03/28(火) 21:02:53.85 ID:Xjgeku7O0
最原(入間さん……やっと、やっと彼女を救うことが出来る!もう、怯える必要は無いんだって言えるんだ!)
最原(すぐに告白しに行こう!二人で出られるよ、入間さん!)
――――――――――――――――――――
以下略
719
:
塩
[saga]
2017/03/28(火) 21:03:42.29 ID:Xjgeku7O0
『最原へ……俺様は、お前に謝らなきゃいけない。これを読んでいるって事は、全てが終わった後だと思うから詳細は書かないけど、どうか俺様の気持ちを知って欲しくてこれを書く』
意外と綺麗な字で、それは書かれていた。所々ぐちゃぐちゃになっているその手紙を僕は読み進める。
『お前はいつも俺様を励ましてくれた。きっと外に出られると、そう言って希望を持たせてくれた。その事を俺様はすごく感謝してる』
以下略
720
:
塩
[saga]
2017/03/28(火) 21:07:56.56 ID:Xjgeku7O0
涙が勝手に溢れて来ていた。手は震え、膝からは力が抜けて行く。
振り返りたくない。そうすれば、全てを知ってしまう。もう、入間さんがどこにも居なくなってしまったと言う事を現実だと認識してしまう……
だから僕は振り返れなかった。立ち上がることも出来なかった。
以下略
721
:
塩
[saga]
2017/03/28(火) 21:09:44.04 ID:Xjgeku7O0
「嬉しいわ最原くん……やっぱりあなたは私を選んでくれたのね……!」
「東条、さん……」
「これからは私があなたの為になんでもしてあげるわ!そう、何でもね……!」
以下略
722
:
塩
[saga]
2017/03/28(火) 21:15:10.47 ID:Xjgeku7O0
怒気を孕ませた声で叫ぶ東条さんに恐怖を感じる僕。そんな僕の怯えを見て取ったのか、彼女は泣きそうな表情になると必死に詫び始めた。
「ああ、ごめんなさい……恐かったわね、私は酷い人間ね……。でもお願い、分かって欲しいの……!」
「私はあなたの為ならなんでもしてあげる。食事も洗濯も、あなたが望むのならば性欲の処理も喜んでさせて貰うわ。でも、この部屋から出て行く事だけは駄目よ」
以下略
723
:
塩
[saga]
2017/03/28(火) 21:16:49.23 ID:Xjgeku7O0
―――告白から数日後
茶柱「きええっ!さぁ、どうですか最原さん!?ギブアップしますか!?」
最原「あいだだだだ!も、もうやめっ……」
以下略
724
:
塩
[saga]
2017/03/28(火) 21:20:09.33 ID:Xjgeku7O0
――――――――――――――――――――
無防備な転子の腹部に拳を叩き込み、僕はゆっくりと立ち上がる。そうした後、床に倒れこむ転子を蹴り飛ばした僕は彼女の腹をぐりぐりと踏みつけた。
「……痛かったんだけど」
以下略
725
:
塩
[saga]
2017/03/28(火) 21:21:26.64 ID:Xjgeku7O0
「ほら転子、おしおきの時間だよ。いつもどおりの格好をとりなさい」
「は、はい……」
僕の言葉を受けた転子が肩を押さえながら僕の元までやって来る。土下座の様な格好からお尻を高く上げた彼女は肩の痛みに耐えながらそのままの状態で固まった。
以下略
726
:
塩
[saga]
2017/03/28(火) 21:22:48.02 ID:Xjgeku7O0
「……転子、汚い君を蹴ったせいで足が汚れちゃったよ。どうすれば良いか、わかるよね?」
「は、はい……っ!」
差し出した僕の足に顔を近づけた転子は、チロチロと舌をだしてそれを舐め始めた。こそばゆい感触と愉快なその光景に笑みを浮かべながら僕は転子の頭を撫でる。
以下略
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