過去ログ - 妖狐姫「わらわの座椅子となるのじゃ」
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127:名無しNIPPER[saga]
2017/03/11(土) 14:45:15.95 ID:aiWyufnc0
男(す、すげぇ…)

忍者「…どうした。さっさと殺さんのか」

くぅこ「男殿の先ほどの反応を見てあの方は血に慣れた方ではないと見受けたでごじゃる。できればここでお主の血を散らすことは避けたいでごじゃるよ」
以下略



128:名無しNIPPER[saga]
2017/03/11(土) 14:45:58.71 ID:aiWyufnc0
くぅこ「依頼主の詳細を話すことを約束すれは、拘束するだけで命までは取らぬでごじゃる」

忍者「それなら…ぐふぉっ…!」

くぅこ「んなっ!?」
以下略



129:名無しNIPPER[saga]
2017/03/11(土) 14:46:35.57 ID:aiWyufnc0
大量の血で畳と布団を汚したあと、その男は力尽きた。

男「ひっ…ぁ…」

目の前に広がる赤黒い非日常を目の当たりにした俺はそこで気を失った。
以下略



130:名無しNIPPER[saga]
2017/03/11(土) 14:47:57.78 ID:aiWyufnc0
なうろうでぃんぐ…

(-ω-)


131: ◆hs5MwVGbLE[saga]
2017/03/12(日) 02:18:03.21 ID:yo5sFKtm0
………………

妖狐姫「殺されかけた…!?何じゃと!?それは真か!」

俺たちは昨日の夜の出来事を妖狐姫に話した。
以下略



132:名無しNIPPER[saga]
2017/03/12(日) 02:18:47.56 ID:yo5sFKtm0
妖狐姫「しらこの奴め…血迷いおったな。てんこ!隣街へ向かうぞ!今すぐにでも文句を言わねば気が済まぬ!」

てんこ「お、落ち着いてください姫様」

くぅこ「てんこ殿の言う通りでごじゃるよ。今隣街の屋敷へ行ったところで証拠がない以上しらを切られるだけでごじゃるよ」
以下略



133:名無しNIPPER[saga]
2017/03/12(日) 02:21:01.62 ID:yo5sFKtm0
妖狐姫「ん…そうじゃな。くぅこ、ひとまず座椅子を脅威から救ってくれたこと、感謝するぞ」

くぅこ「はっ、かたじけないでごじゃるよ」

妖狐姫「そこでくぅこ、うにゅには折り入って頼みがある。うにゅには本日より座椅子専属の護衛役を命ずる」
以下略



134:名無しNIPPER[saga]
2017/03/12(日) 02:21:42.13 ID:yo5sFKtm0
妖狐姫「それにわらわにはてんこもおる」

男「え、てんこさんって闘えるの?」

完全に家事全般担当だと思っていた。
以下略



135:名無しNIPPER[saga]
2017/03/12(日) 02:22:19.03 ID:yo5sFKtm0
………………

くぅこ「主殿」

男「…どうした?」
以下略



136:名無しNIPPER[saga]
2017/03/12(日) 02:23:57.80 ID:yo5sFKtm0

くぅこ「肩、震えているでごじゃるよ」

男「あ、れ?」

以下略



137:名無しNIPPER[saga]
2017/03/12(日) 02:24:52.40 ID:yo5sFKtm0
くぅこは俺の右手を優しく両手で包んだ。

男「くぅこ…?」

くぅこ「この手はその為の手…人を癒し、温める手でごじゃる。この手を戦地に巻き込み、血で染めようとするやからは、せっしゃが許さぬでごじゃるよ」
以下略



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