過去ログ - 藤原肇「ふたりでひとつ、ですから」
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11: ◆OW1CEojZt0DI[saga]
2017/03/18(土) 04:27:50.07 ID:nqVkAW2U0

肇母「逆にウチの男性陣が鈍過ぎるんです。しばらく会っていなかったとはいえ、20年も肇の父親とおじいちゃんをやっているのだから、ねえ?」


P「はあ…」
以下略



12: ◆OW1CEojZt0DI[saga]
2017/03/18(土) 04:32:43.56 ID:nqVkAW2U0

P「…」


肇母「そして、数日後。あの子が帰って来た時の笑顔は今でも忘れられません」
以下略



13: ◆OW1CEojZt0DI[saga]
2017/03/18(土) 04:34:09.70 ID:nqVkAW2U0

肇母「あなたがホテルにお帰りになった後、夫と父が「彼のどういうところがいいんだ」って肇に迫るものですから。色々お聞きしましたよ…「あんなこと」とか、「そんなこと」とかなさってるんですね?」


P「あ、あんなこととかそんなことまで話したんですか!?」
以下略



14: ◆OW1CEojZt0DI[saga]
2017/03/18(土) 04:35:37.52 ID:nqVkAW2U0

肇母「肇の言う通り、可愛い人ですね」


P「か、可愛い人と肇…さんは、言ったんですか?」
以下略



15: ◆OW1CEojZt0DI[saga]
2017/03/18(土) 04:37:42.26 ID:nqVkAW2U0

肇母「ええ。先ほど言ったように私たちがよく知る肇はまだまだ子どもでしたから。それがいつの間にか、素敵なアイドルになって、さらに結婚を前提にお付き合いしている恋人まで作って…肇が成長して、どんどん遠くに行ってしまうような気がして寂しかったのでしょうね。だから、「彼のどういうところがいいんだ」なんて悪あがきを…ふたりとも、あなたの人柄の良さはなんとなく感じ取っているはずなのに、ねえ?」


P「…」ポリポリ
以下略



16: ◆OW1CEojZt0DI[saga]
2017/03/18(土) 04:38:51.99 ID:nqVkAW2U0

P「…そう、だったんですか」


肇母「ええ。ですから、ご心配なさらずに。元々あなたの事は「東京は危ないところだが彼になら肇を任せられる」なんて言っていた人たちなんですから。それに、肇のあの幸せそうな顔を見たら、駄目だなんて言えませんよ」
以下略



17: ◆OW1CEojZt0DI[saga]
2017/03/18(土) 04:39:58.57 ID:nqVkAW2U0

肇母「私も、それに私の母も、ちょうどあなたと肇くらいの歳の差なんですよ?」


P「あ、そうだったんですか」
以下略



18: ◆OW1CEojZt0DI[saga]
2017/03/18(土) 04:40:58.13 ID:nqVkAW2U0

肇母「それに?」


P「お義母さんも、とてもお綺麗です。肇もいつか、こんな素敵な女性になるのかなと」
以下略



19: ◆OW1CEojZt0DI[saga]
2017/03/18(土) 04:42:40.66 ID:nqVkAW2U0

肇母「…は、肇、そろそろ上がる時間ですかね。タオルを持っていかないと……あ、最後に、Pさんにお願いが」


P「はい」
以下略



20: ◆OW1CEojZt0DI[saga]
2017/03/18(土) 04:44:06.29 ID:nqVkAW2U0

肇母「そんな時に必要なのは、誰かが心の支えになってくれる事。父がかつて言っていました。「辛い時、あいつがいてくれたからここまでやってこれた。俺という器は、俺とあいつのふたりでひとつなんだ」と」


P「ふたりでひとつ…」
以下略



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