過去ログ - 穂乃果「行くよ!リザードン!」
1- 20
539:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:00:27.24 ID:ha7ZcpN9o
応じ、デオキシスが漏らす奇怪な声。
意味はまるで理解できないが、迫る二体を交互に眺め、素早く値踏んでいるような…

グリンと転瞬、デオキシスは上体を逸らしてドリュウズを迎え撃つ。
両の触腕を束ね合わせ、そこに結集する“ゆらぎ”。
以下略



540:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:00:49.73 ID:ha7ZcpN9o
穂乃果は唖然と驚き、ダイヤは唇を噛みつつ昏倒したボスゴドラをボールへ戻す。

まるで予想していなかった。
二人は油断していたわけではない。これまでの戦闘で、“サイコブースト”、“サイコキネシス”、“じこさいせい”、加えて凛のオンバーンを落とした時に“でんじほう”らしき技を見せている。
これで計四つ、技の全てを把握したと思っていた。だが…
以下略



541:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:01:18.00 ID:ha7ZcpN9o
むしタイプの技とエスパー、タイプ相性は絶好。
虫の羽音や躙る音は超能力を発動するための集中を乱す。
念力の防御転用が遅れ、故に刺さるのだ。

そのむしタイプの技の中でもヘラクロスが放つメガホーンは最高峰の威力。
以下略



542:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:01:45.92 ID:ha7ZcpN9o
………静寂。

穂乃果、凛、ダイヤ、三人ともが倒れ伏している。

デオキシスは未だ全力を見せていなかった。
以下略



543:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:02:16.78 ID:ha7ZcpN9o
ダイヤ「っぐ…ぁ…!!」


滴る紅血、穿たれる肉体。

以下略



544:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:02:46.79 ID:ha7ZcpN9o
ダイヤ「ぐううっ…!」


抉られる。捻られる。

以下略



545:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:03:15.24 ID:ha7ZcpN9o
生来、泣き虫で怖がりで寂しがり。
そんな自分でも、誰かのためなら頑張れるとダイヤは知っている。
大好きな妹、ルビィを守るために培い続けてきた勇気と意思。
その精神は名の通り、まさに金剛の如し!

以下略



546:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:03:43.20 ID:ha7ZcpN9o
黒澤ダイヤは徹しきれないトレーナーだ。

ジムリーダーにまで上り詰めた腕前にしては珍しく、パーティ構築に情を挟みまくっている。
例えばプクリンはルビィがピッピを育て始めたのと一緒に育て始めたポケモンで、戦闘用としてはそこそこの性能なのだが、愛情そのままにレギュラーとして連れている。
その他のメンバーも性能で選んだというよりは何かしらの縁があったポケモンたちで、こと戦闘力という観点で見ればまずまずの評価に留まる面子だろう。
以下略



547:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:04:11.31 ID:ha7ZcpN9o
つまり、メレシーにとってダイヤは命の恩人。
助けてくれた、と言葉にしてしまえばシンプルな話。
だが、瀕死だったところに励ましの言葉を掛けながら手当てをしてくれた優しさに満ちた瞳がメレシーの心にずっと残っている。

そんなダイヤが今、目の前で殺されかけている。
以下略



548:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:05:51.58 ID:ha7ZcpN9o
遥か上空、夜空を舞うは蒼氷の麗鳥フリーザー。
そしてチャンピオン、絢瀬絵里!

しかし届かない!

以下略



978Res/1221.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice