過去ログ - 穂乃果「行くよ!リザードン!」
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542:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:01:45.92 ID:ha7ZcpN9o
………静寂。

穂乃果、凛、ダイヤ、三人ともが倒れ伏している。

デオキシスは未だ全力を見せていなかった。
以下略



543:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:02:16.78 ID:ha7ZcpN9o
ダイヤ「っぐ…ぁ…!!」


滴る紅血、穿たれる肉体。

以下略



544:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:02:46.79 ID:ha7ZcpN9o
ダイヤ「ぐううっ…!」


抉られる。捻られる。

以下略



545:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:03:15.24 ID:ha7ZcpN9o
生来、泣き虫で怖がりで寂しがり。
そんな自分でも、誰かのためなら頑張れるとダイヤは知っている。
大好きな妹、ルビィを守るために培い続けてきた勇気と意思。
その精神は名の通り、まさに金剛の如し!

以下略



546:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:03:43.20 ID:ha7ZcpN9o
黒澤ダイヤは徹しきれないトレーナーだ。

ジムリーダーにまで上り詰めた腕前にしては珍しく、パーティ構築に情を挟みまくっている。
例えばプクリンはルビィがピッピを育て始めたのと一緒に育て始めたポケモンで、戦闘用としてはそこそこの性能なのだが、愛情そのままにレギュラーとして連れている。
その他のメンバーも性能で選んだというよりは何かしらの縁があったポケモンたちで、こと戦闘力という観点で見ればまずまずの評価に留まる面子だろう。
以下略



547:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:04:11.31 ID:ha7ZcpN9o
つまり、メレシーにとってダイヤは命の恩人。
助けてくれた、と言葉にしてしまえばシンプルな話。
だが、瀕死だったところに励ましの言葉を掛けながら手当てをしてくれた優しさに満ちた瞳がメレシーの心にずっと残っている。

そんなダイヤが今、目の前で殺されかけている。
以下略



548:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:05:51.58 ID:ha7ZcpN9o
遥か上空、夜空を舞うは蒼氷の麗鳥フリーザー。
そしてチャンピオン、絢瀬絵里!

しかし届かない!

以下略



549:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:06:31.81 ID:ha7ZcpN9o
二撃。

絵里が高空からの攻撃圏にデオキシスを捉え、攻撃を放ち、着弾するまでの間を測る。
その距離と相対のスピードを鑑みるに、デオキシスは二度の攻撃行動が可能だ。

以下略



550:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:07:03.49 ID:ha7ZcpN9o
デオキシスが念波弾を撃ち放つと同時、ダイヤの指示にディアンシーが応じている。
鉱物に耳と目が生えたようなメレシーの姿から、鉱物に妖精を思わせる人型の上半身が付随した、そんな姿へと変化している。

その身を構成するのはダイヤモンド。
ただし、普通のダイヤではなく極めて稀少なピンクダイヤモンドの輝きだ。
以下略



551:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:07:31.75 ID:ha7ZcpN9o
絵里「ハラショー…!」


上空、絵里は感嘆に笑みを漏らしている。

以下略



552:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:08:46.09 ID:ha7ZcpN9o
それはまさに種族値の暴力。統合体の素早い情報処理が生み出す即時の連撃。
触腕を束ね、サイコエネルギーを電力へと変換。
オレンジと青緑、二本に生じる意図的な電位差。その間には大気中の塵芥を擬似的な電気伝導体、弾丸代わりに装填。


以下略



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