678:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 14:48:32.89 ID:ha7ZcpN9o
さて、あの時はまだミュウツーの力を把握しきれていなかった。
壁床を飛ばす?
いや、それでは随分とみみっちい。“最強”に見合う技とは言い難い。
679:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 14:49:27.98 ID:ha7ZcpN9o
それはまさに戦場!
敵軍の火力支援に晒された最前線そのもの!!
その威力はドラゴンタイプの“りゅうせいぐん”にも等しく、いや、車両の質量とガソリン入りという点を鑑みればそれを凌駕する超威力!
駆けて辛うじて掻い潜りつつ、しかし直撃は時間の問題…
680:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 14:51:27.71 ID:ha7ZcpN9o
にこはマタドガスを収め、クチートを繰り出している。
すかさずのメガシンカ!!
メガクチートは強靭な鋼の顎で、飛来した鉄塊を文字通りに“食い止める”。
681:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 14:51:56.22 ID:ha7ZcpN9o
ようやく車両の嵐をやり過ごしたばかりで、にこは眼前の光景を理解できない。
ツバサとミュウツーが腕を上げて、数十階建てのビルが、上に伸びていっている?
いや、違う。
ビルの根元、基盤が振動に軋み…引き抜かれる。
682:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 14:52:35.09 ID:ha7ZcpN9o
大破壊のその瞬間まで折れることなく周囲を見渡していた。
そして間一髪のタイミング、地下街へと下るための階段を見つけ、そこへと駆け込んでいた。
地下道がビルの崩落に耐えきれず潰れてしまえばそれまでだった。
だが造りは堅牢、辛うじて重量に耐え切ったようで危急の中に一命を拾っている。
683:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 14:54:45.25 ID:ha7ZcpN9o
にこ(っ、…マタドガス、ほんといつもごめん!あとで最高に美味しいもの食べさせるから!)
にこ「“だいばくはつ”!!!」
684:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 14:55:12.01 ID:ha7ZcpN9o
にこ「来た!!」
ツバサ「…!」
685:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 14:55:49.39 ID:ha7ZcpN9o
ただ一声、下した指示には絵里本来の意思が宿っていた。
時間にしてほんの三秒、取り戻せた体の主導権に、にこと目配せを交わしている。
にこはツバサの方へと駆け、そしてフリーザーは大氷塊でツバサと自分の居場所を寸断する!
686:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 14:57:15.35 ID:ha7ZcpN9o
ダイヤ「………お言葉ですが」
毅然と。
ダイヤは絵里へ、確固と燃える眼差しを向ける。
687:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 14:57:42.47 ID:ha7ZcpN9o
絵里「………」
気にはなっていた。近付いてくる大量のプロペラ音が。
群れを成し、現れる軍用ヘリ。そして降り立つ大量のオハラフォース!
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