過去ログ - 穂乃果「行くよ!リザードン!」
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745:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 16:35:30.54 ID:ha7ZcpN9o
そして今も、にこの瞳に意思は潰えない。
ロクノテレビ近辺はツバサにとっての目的地であり、対してにこにとっての目指していた地でもある。

ズタボロのにこが手を掲げると…参集。
ロクノテレビの警護に当たっている警官たちが、綺羅ツバサへと一斉に銃口を向けている。
以下略



746:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 16:36:50.93 ID:ha7ZcpN9o
二十名も集えば、日本警察の不慣れなピストルであれそれなりの弾火が乱れ飛ぶ。
十分な殺傷力を持った射撃がツバサたちを囲っている。

だが無論、ミュウツークローンには通用していない。
まるでそよ風の中にいるかのように、身じろぎ一つせずにバリアで弾丸の全てを受け落としている。
以下略



747:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 16:37:19.16 ID:ha7ZcpN9o
“サイコブレイク”は念波動へと物理実体を与える技。
これまでミュウツークローンはその用途を、圧倒的なサイコエネルギーを壁のようにぶつけての大破壊に限定してきた。
限定というより、それ以外の活用をイメージできていなかった。

しかしツバサがにこを相手に見せた体術戦に、ミュウツーは近接戦闘の強固なイメージを固めている。
以下略



748:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 16:37:49.30 ID:ha7ZcpN9o
『ロ……ダァっ…!』

『ミュウウウウッ』

にこ「………」
以下略



749:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 16:38:28.50 ID:ha7ZcpN9o
舞わせていた。

にこがツバサへと吐き捨てた通り、ツバサとミュウツークローンの破壊は大雑把に過ぎた。
にこを数度見失い、しかし焦らず生命反応を検知することで、にこだけを捕捉していた。そう、にこだけを。

以下略



750:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 16:39:01.33 ID:ha7ZcpN9o
『……!ミュ、…ウ…!』


背後へ、倒れ伏す。

以下略



751:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 16:39:45.66 ID:ha7ZcpN9o
全滅。もう奥の手はない。
直視する他ない現実に、にこはいよいよ絶体絶命の危機と知る。


にこ(刑事としての勘でわかる。ツバサの目的地はここ、テレビ塔。行かせたら終わり…!)
以下略



752:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 16:40:13.53 ID:ha7ZcpN9o
ツバサ「……ねえ、刑事さん。私の過去を知ってる?」

にこ「……知らないけど。調べたって出てこないし」

ツバサ「そうでしょうね。徹底的に消させたもの。そうね、一から語る時間はないけど…」
以下略



753:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 16:45:51.63 ID:ha7ZcpN9o
ガブリアスの腕が振り上げられ、鋭利な腕ヒレが月光に照らされる。
その刃は刑事スマイル、矢澤にこの細首へと狙いを定めていて…


にこ「だから、後は…」
以下略



754:名無しNIPPER[sage]
2017/03/25(土) 17:39:39.79 ID:M/gmcDIFo
ラ!ss総合で書いてた奴か


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