869:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 20:32:57.41 ID:ha7ZcpN9o
突き上げる樹をダイヤの触腕が受け逸らし、ガラガラの炎骨が叩き割り、ディアンシーは金剛珠の防壁で自分たちを守護する。
だがそれは極限の集中、長く続くものではない。
メガユキノオーの過度な出力は、まだ数十秒と樹氷を突き立て続ける事を可としている!
そんな間隙、横ざまに飛来する鋼の光弾。
ダイヤ「“ラスターカノン”!!」
『ペルルァッッ!!!』
絵里「ユキノオー、左」
離れ、左方へと展開させていたエンペルトが“ラスターカノン”を放っている。
それははがねタイプの特殊技、氷よりも勝る硬度でユキノオーへは二倍特効!
だが絵里の判断は極めて迅速。視界は広く、その後背に至るまでほぼ全方を認識している。
判断力、空間把握能力。寡勢にも揺るがぬ意志力に、本来であれば高潔な精神も。
いずれをも併せ持つから絵里は女王であり、ユキノオーはその指示を高速で反映できるからこそ女王にとっての主戦でいる。
方向を変えた“ウッドハンマー”の乱樹立がエンペルトの体を激烈に叩き、遠く宙空へとその身を打ち上げている!
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