過去ログ - |w´‐ _‐ノv空に軌跡を描くようです
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◆vVnRDWXUNzh3
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2017/03/26(日) 22:14:48.46 ID:ark0cRN00
「お疲れ様なのね〜♪」
(;´Д`)「あ、ありがとう……っふぅ」
矢継ぎ早に指示を出し終えて一息ついた僕の眼前に、湯飲みに入ったお茶が置かれる。龍驤さんが前線に出ているため代理秘書艦となっている、伊19さんの入れたものだ。
以下略
16
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◆vVnRDWXUNzh3
[saga]
2017/03/26(日) 22:19:13.92 ID:ark0cRN00
(´Д`)「“危険思想の持ち主で自衛隊を蝕みかねない”って」
17
:
◆vVnRDWXUNzh3
[saga]
2017/03/26(日) 22:31:25.21 ID:ark0cRN00
以下略
18
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◆vVnRDWXUNzh3
[saga]
2017/03/26(日) 22:33:04.81 ID:ark0cRN00
《青ヶ島鎮守府高射部隊、Gun Tank-01より周辺空域各員に伝達。対空掃射を開始する、注意されたし!》
《Jaguar-01よりGun Tank-01、自衛隊に味方の弾に当たる間抜けはいない。存分にばらまかれたし!》
────戦況は急速に動き出していた。
以下略
19
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◆vVnRDWXUNzh3
[saga]
2017/03/26(日) 22:37:24.17 ID:ark0cRN00
|w´‐ ‐ノv「おーい観測士君、敵艦載機隊の数はどうかね」
「まだめちゃんこいますよ」
|w´‐ ‐ノv「うげぇ……」
以下略
20
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◆vVnRDWXUNzh3
[saga]
2017/03/26(日) 22:40:08.97 ID:ark0cRN00
本日十何度目かの旋回で再び青ヶ島へと向き直ったところで、私の視界内で群体が唐突に大きく揺らぐ。
一瞬大規模散開の前兆かと身構えたが、それが違うということは群れの内部から機銃を放ちつつ出てきた小さな零戦の編隊によって示される。
《補給完了や!軽空母龍驤、これより戦線に復帰するで!!
以下略
21
:
◆vVnRDWXUNzh3
[saga]
2017/03/26(日) 22:58:58.34 ID:ark0cRN00
そして、この戦いぶりを目の当たりにしたからこそ、思う。
ミ ゚ ゚彡《見とれている場合じゃないぞ。俺たちも撃ち続けろ!
西から那覇鎮守府の龍驤-02、東から横須賀第5警備府の蒼龍が新たに戦爆連合を発艦させている!これの突入を援護しろ!》
以下略
22
:
◆vVnRDWXUNzh3
[saga]
2017/03/26(日) 23:23:45.72 ID:ark0cRN00
────何故ダ。
眼前の、周囲の惨状を目の当たりにしながら、この艦隊の旗艦────ヲ級flagshipはそれを現実として受け止めることが出来なかった。
以下略
23
:
◆vVnRDWXUNzh3
[saga]
2017/03/26(日) 23:26:13.11 ID:ark0cRN00
目の前で砲撃を行っていたル級が、右手の砲塔を吹き飛ばされて蹈鞴を踏む。
態勢を立て直したところに魚雷が直撃し、彼女はそのままゆっくりと沈んでいく。
100隻を越える艦隊は、未だ健在であった。が、今やそれは上空の艦載機共々“ただそこにいるだけの射撃の的”に成り下がりつつあった。
以下略
24
:
◆vVnRDWXUNzh3
[saga]
2017/03/26(日) 23:39:22.12 ID:ark0cRN00
『………ア』
ヲ級の眼前に、艦娘の砲撃が着弾し巨大な水柱が上がる。我に返った彼女は、同時にあることを思い出す。
それは、“個であり、全である”深海棲艦の、【全の意思】に語りかけていたときのこと。
以下略
25
:
◆vVnRDWXUNzh3
[saga]
2017/03/26(日) 23:45:50.63 ID:ark0cRN00
───モウスコシ、“人間”ニ気ヲ向ケタ方ガイイト思ウケドネ。
───皆艦娘バカリ気ニシテ、人間ハタダ滅ボス対象ナンテ思ッテルミタイダケドサ
以下略
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