過去ログ - |w´‐ _‐ノv空に軌跡を描くようです
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24: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/03/26(日) 23:39:22.12 ID:ark0cRN00
『………ア』

ヲ級の眼前に、艦娘の砲撃が着弾し巨大な水柱が上がる。我に返った彼女は、同時にあることを思い出す。

それは、“個であり、全である”深海棲艦の、【全の意思】に語りかけていたときのこと。
以下略



25: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/03/26(日) 23:45:50.63 ID:ark0cRN00


───モウスコシ、“人間”ニ気ヲ向ケタ方ガイイト思ウケドネ。

───皆艦娘バカリ気ニシテ、人間ハタダ滅ボス対象ナンテ思ッテルミタイダケドサ
以下略



26: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/03/26(日) 23:58:07.64 ID:ark0cRN00



「────じ、状況……終了………」

以下略



27: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/03/27(月) 00:09:29.75 ID:LOjI/4Bw0
「さて、諸君。これで十分分かり得たはずだ。我が輩が長らく主張してきた言葉の意味が」

だが、この男はそれを立案し、提案し、そして断行してしまった。誰もが「気が狂っている」と口を極めて批判したその作戦は、今居並ぶ将官たちの目の前で完膚なきまでに成功してしまったのだ。

それも長らく“イカれた戦争論者”で自衛隊においておくべき存在ではないとされてきた、三等海尉に過ぎない男が。
以下略



28: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/03/27(月) 00:17:22.42 ID:LOjI/4Bw0
fsm.vip2ch.com


オレンジ:人類側の防衛線
マーカー:鎮守府、各国海空軍基地
以下略



29: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/03/27(月) 00:33:37.57 ID:LOjI/4Bw0
( ФωФ)「無論、今回の戦いは我が輩達が勝利した。“幸運にも”な。

だが、今回の戦闘で確信した。奴等には知性があり、学習能力があり、そして向上心がある。

断言するが次も同じ戦法が通用する確率は0だ。奴等はきっと今回の失敗に学び、次の戦法を編み出して我が輩達の前に立ち塞がる。奴等は今回“人類が”油断成らない存在であると知った。次はどのような手で出てくるか、皆目見当もつかん」
以下略



30: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/03/27(月) 00:50:14.04 ID:LOjI/4Bw0
「深海棲艦を倒すために人類の力が増さなければならないというのは理解する!
だが何故それを日本が主導しなければならない!?深海棲艦との戦いのためには、主導権など捨てて国際社会に協力してこそ」

( ФωФ)「………三将、三将はまさか、我々の敵が深海棲艦“だけ”だと思っておられるのですか?」

以下略



31: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/03/27(月) 00:53:50.97 ID:LOjI/4Bw0
( ФωФ)「これは深海棲艦を通した人類同士の戦争である。

殺しても誰の手も汚れず、殺せば殺しただけ人類に平和が近づき、殺せば殺しただけその国の戦後の影響力が増していく………どうです、誰も悲しまずに済む上に日本でも公然と参加できる、最高の戦争ではないか」


32: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/03/27(月) 01:03:36.26 ID:LOjI/4Bw0





以下略



33: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/03/27(月) 01:16:42.70 ID:LOjI/4Bw0
何度か訪れているこの店で、私と内藤の顔は既に覚えられているらしい。

座った途端、最初に頼むビールとカシスオレが目の前におかれる。

(;^ω^)「っっっほぁああ〜〜〜……生き返るお〜〜〜……」
以下略



34: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/03/27(月) 01:27:22.23 ID:LOjI/4Bw0
|w´‐ _‐ノv「おやっさん、白米一丁。塩抜きで」

( ^ω^)「……ほんっと米好きだおね秋留は」

|w´‐ _‐ノv「こればかりはやめられんよブーン先生」
以下略



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