315: ◆e6bTV9S.2E[saga sage]
2017/07/12(水) 14:46:48.93 ID:IkFLulHm0
確かにそう言ったけどもさ・・・。
316: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/07/12(水) 17:50:12.61 ID:IkFLulHm0
研究所にて製作されたアンドロイドは、初めて成功したアンドロイドとしてロッサと名前を付けられた。自立しての活動できるように生み出すことは出来た。だからこそ、ロッサは絶対的に経験不足だった。
EVEとは違い、ロッサは戦うことを前提として作られたアンドロイドだが、間違いなく今は赤子と全く変わりのない状態に過ぎない。そして、その状態でパラノイアとの決戦を迎えれば、逆に足を引っ張りかねない。
回収していたライフルを装備させ、実射訓練をさせていた。その指導についているのは、やはりエクスだった。
317:名無しNIPPER
2017/07/12(水) 17:50:44.35 ID:js4tyLwz0
318: ◆e6bTV9S.2E[saga sage]
2017/07/12(水) 17:57:03.24 ID:IkFLulHm0
>>312
まぁ、ここまでじゃないけれどアンドロイドもどきは以前触れられた分ではあるんだけどね。
「友よ」はプログラムに戻った山海のAIの名残だね
>>313
319:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/12(水) 19:16:31.12 ID:w7HRUtjy0
乙!
”あ”が4っつ……四阿(あずまや)かな?
320:名無しNIPPER
2017/07/12(水) 19:32:52.28 ID:9e2L3/zM0
あ
321: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/07/12(水) 21:43:17.42 ID:IkFLulHm0
『皆様にお伝えしておきます。この状況ですが、あまり良いとは言えない人間が都市に紛れ込んだようです。警戒頂くのはもちろん、可能なのであればその方に警告はしてください。また…、脅威が生まれるのも、なられるのも厄介ですから』
任務へ向かう前に、覚から受けた忠告を平山は反芻していた。それは自分達回収組だけではなく、全体に周知されたものだったが、最後の脅威が生まれるという部分に胸騒ぎを覚えなければいけなかった。
パラノイアだけでも脅威極まりないのに、新たな第三勢力の存在は抜き差しならない事態にもなりかねない。話しの感じからして単独で動いている相手にも思えるが、もしかすればその背後に何らかの勢力が付いている可能性も十分にある。
322: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/07/13(木) 00:18:39.36 ID:6M0ey/eG0
歩む先に、左右の視界が聞かないT字路の交差部分が近づいてくる。視界が通らないのは、バスが壁になっている左側。見える範囲ではバス内にゾンビの姿は見えない。ハンドサインで平山はフェイに停止と周囲の警戒をするよう指示し、小さな手鏡を懐から取り出す。
まず、バスを背にして、正面の通りを慎重に確認し、そちらにゾンビがいないことを視認してから、手鏡を使って反対の通りを確認した。こちらの通りにも何もいない、そう判断して手鏡をしまおうとしたその時だった。路地裏から1人の生存者が、姿を現した。
鞄を背負って、鈍器系の武器を持っている以外はどちらかというと身軽な出で立ちだった。しばらく様子を見ていたが、その後に仲間が続く様子はない。単独で間違いないなら、覚から話の合った生存者に違いないはずだ。
323: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/07/13(木) 00:45:12.18 ID:6M0ey/eG0
工作班の新たな任務である、バリケード外にある地下道へアクセスできる出入り口の封鎖の任務は、探索中に手に入った地図の情報によって好調に進んでいた。もちろん、EVEによる対応の多様性が取り戻せたという事実も大きい。
アクスマンやソードマンといったわかりやすい襲撃もなく、この好調に1人だけ危機感を覚えているメンバー、それは井門だった。
もちろん、全体的に油断があるとまでは言わない。しかし、わずかな隙間のような緩みがあるのは、否定できない状況の中で、井門だけ違うのは彼の持つ性格と今まで受けてきた影響によるところが大きい。
324: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/07/13(木) 01:09:17.47 ID:6M0ey/eG0
強襲班の高速道路からの侵入路確保については、ほとんどの終わりが見えている状況だった。後は工作班での侵入路の確保さえ終われば、後はパラノイアとの決戦が待っている。
放浪者は高速道路から眼下にあるバリケード内部を、いつも通りの無表情で見ている。恐らくは何かの新たな策を練るための何かがないか探っていた。
無線からの報告で、工作班の出入り口封鎖も順調に進んでいることは聞いている。それに近い事をできないか、そんなことをあえて模索している状態だった。
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