557: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/12/14(木) 17:55:09.57 ID:32xEBG740
「EVE、右方向のゾンビをせき止めを! 正面を林道さん、一ノ瀬さん。左方向はフェアリーちゃんと、エコーさんで処理を! バリケードの方は私と西切さんで対応します!」
素早く全方向のきているゾンビの量、その内訳を判断してメンバーの分配を素早く指示する。自身の思考は読まれているのは承知のこと、だからこそ出来るのは当然の組み合わせ。いつも通り、当たり前を崩すというのは容易い事では消してない。それがパラノイアであったとしても。
「来るよ。一ノ瀬君」
558: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/12/14(木) 18:27:04.31 ID:32xEBG740
回収組は、継続してその場からの偵察を行っていた。フェイの負傷が尾を引いている形で、撤退したとして役立つことはなく、バリケード周辺に近づこうにも2人でこの攻勢を凌げる状態ではない。
結局のところ、パラノイアの感知外と思われるエリアから、ゾンビの群れがやってこないか偵察する。脅威になる動きがないかを、戦闘地域の近隣から確認するのも、重要で回収組としてできることだった。
そんなフェイの、双眼鏡越しの視線の先に、一瞬動く影が見えた。素早く確認しようとしたが、物陰に入り見えなくなってしまった。動きそのものは、ゾンビや変異体のように緩慢ではなく、意志があるように彼女は見えた。
559: ◆e6bTV9S.2E[saga sage]
2017/12/14(木) 18:38:08.83 ID:32xEBG740
>>551
どんな風に成長するのかねぇ
>>553
ちょっと寝すぎたかな
560:名無しNIPPER[sage]
2017/12/14(木) 19:57:24.63 ID:dZSjnp+C0
>>555のはキリ番からのファイズ繋がりなレスだろうね
561:名無しNIPPER[sage]
2017/12/14(木) 21:43:20.44 ID:16h3SLmA0
乙!
いやーしかし、日に二度も更新されるなんて、今日はツイてるな!
562:名無しNIPPER[sage]
2017/12/15(金) 23:21:38.95 ID:wBDkgaGc0
工作班は人数多い筈なんだけど、戦闘はキツそうに感じるな
563:名無しNIPPER[sage]
2017/12/16(土) 18:26:04.70 ID:YmAyHiNc0
それでもまぁ、遂に井門さん達が合流してくれたし。安全度は格段に上がったでしょ
564: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/12/19(火) 00:59:45.16 ID:VR/UJj3s0
ロッサが研究所の研究者及び技術者によって、修復されていく。損傷を受けた左腕については、予備用の左腕に取り換えることで対応している。そのほかにも、瓦礫の破片などで受けた小さな傷や、内部に問題ないかのチェックも進められていた。
「どうも、本造っていいます。回収組の人、ですよね?」
「そうス!」
565: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/12/19(火) 01:15:38.95 ID:VR/UJj3s0
「覚ちゃん!? 今回は拠点にいるんじゃなかったスか!?」
驚いたフェイが、彼女に尋ねながら走って近づいた。もちろんそれを聞かれるのは承知だった覚は、いつものように神聖性を持ち、落ち着いて答える。
現状、拠点側の任務の遂行は、妨害にあり遅延は合ったものの進んでいる状態だ。攪乱作戦を遂行していた井門、佐田の2人も無事工作班と合流。一時的とはいえ、行商のメンバーも手を組んでいる。
566: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/12/19(火) 02:56:54.90 ID:VR/UJj3s0
それがなんであるかは、平山は聞けなかった。パラノイアと同じく、相手を全知する能力の覚がわからないと言っているなら、意味はないことだからだ。
「意思がない存在など、ありえるのだろうか…」
「少なくとも、感知できるということは生存者かゾンビの類には違いありません。そして、大型駅エリアのバリケード内、そこで動かず佇むように存在している。パラノイアがそのような生存者を見逃す訳はありませんから、恐らく何かの変異体の一種」
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