過去ログ - 桜の木の下には幸子が埋まっている
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13:名無しNIPPER[sage]
2017/04/11(火) 21:07:29.06 ID:8U55Lk/6o
期待


14:名無しNIPPER[sage]
2017/04/11(火) 22:26:02.99 ID:udeQkAGZO
ババーンにわろた


15: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/04/11(火) 23:22:36.30 ID:bw4yw+6v0
「わ、私、白坂小梅……。よろしく、ね……」

「小梅さんですか。よろしくお願いします。確認ですけど小梅さんはボクの死体を掘り出すために来たんですよね?」

「う、うん……」
以下略



16: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/04/11(火) 23:24:50.13 ID:bw4yw+6v0
「ボクの可愛さを他の人の目に晒したくないと土の中へ埋めた人の気持ちもわからなくはないですが、やはりカワイイものは人々の注目を浴びるべきでしょう」

「いい加減、ボクもボクの体を世間の目に披露すべきだと考えていたんです」

「天岩戸のようにボクが隠れていたのでは、やはり皆さん不幸でしょうから。ボクの姿が見えない世の中なんて、年中冬みたいなものですし」
以下略



17: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/04/11(火) 23:26:12.15 ID:bw4yw+6v0
「ありがとうございます。フフーン!こんな親切な人に出会えるなんて、日頃の行いがいいからですね!」

幽霊は日頃どんな行いをしてるんだろう、と小梅は思ったが、また長い自分語りが始まりそうなのでやめておいた。

代わりにふと疑問に思ったことを聞く。
以下略



18: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/04/11(火) 23:27:42.07 ID:bw4yw+6v0
「私以外に、人は来なかったの……?」

地元民ではない小梅が噂を聞いたぐらいだ。もっと他にも同じような人が来てもおかしくない。

「そうですね。噂を聞いて集まる人はそれなりにいました。大半はボクの死体よりも死体が埋まっている桜を見るのが目当てで、スコップ持参の人は少なかったですけど」
以下略



19: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/04/11(火) 23:30:11.41 ID:bw4yw+6v0
「そ、それで……いたの……?同年代の女の子……?」

「……小梅さんが一人目です」

「……ふふっ」
以下略



20: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/04/11(火) 23:51:18.89 ID:bw4yw+6v0
「ふふっ……じゃあ、さっそく幸子ちゃんの死体を探そうか……」

幸子の返事に気を良くしたまま、小梅はスコップを構える。

善は急げ。
以下略



21: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/04/11(火) 23:53:52.47 ID:bw4yw+6v0
小梅は頭を抱える。

いや、まさか、そんなことは。

嫌な予感とともに、恐る恐る、小梅はもう一度聞き直す。
以下略



22: ◆8ozqV8dCI2[sage]
2017/04/11(火) 23:54:22.23 ID:bw4yw+6v0
いったんここまで。


23:名無しNIPPER[sage]
2017/04/12(水) 00:13:48.84 ID:0/I8wJ7/O
(小林)幸子だったら面白いんだろうなー思って開いたらやっぱりボクカワイイの方だったでござった


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