過去ログ - 藤原肇「重ねる手、重なる想い」
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2:名無しNIPPER[saga]
2017/04/20(木) 09:45:02.47 ID:3NCWHtLa0



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以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2017/04/20(木) 09:45:39.78 ID:3NCWHtLa0
ありきたりなセリフだった。

漫画や小説、そして撮影の仕事についていった時ですら聞いたことのある、使い古された言葉。

それが、いざ自分が口にしようとすると、こんなに重いものだったとは。
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4:名無しNIPPER[saga]
2017/04/20(木) 09:46:36.90 ID:3NCWHtLa0

そして



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5:名無しNIPPER[saga]
2017/04/20(木) 09:47:32.17 ID:3NCWHtLa0
「藤原肇」がアイドルとしてデビューしたのは16歳の頃だった。

当時の肇は表情も固く、動きもぎこちないものだった。

上京してきたばかりで慣れない生活の中、それでも必死に頑張ろうとしていた。
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6:名無しNIPPER[saga]
2017/04/20(木) 09:50:11.38 ID:3NCWHtLa0

デビューしてから3年目。

肇は単独ライブで大成功を収め、トップアイドルの仲間入りを果たした。

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7:名無しNIPPER[saga]
2017/04/20(木) 09:51:21.14 ID:3NCWHtLa0

彼女が大学を卒業した今年の春。

今度はこちらからプロポーズした。

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8:名無しNIPPER[saga]
2017/04/20(木) 09:51:49.59 ID:3NCWHtLa0
肇の大学卒業に立ち会うために上京していたご両親にまず報告した。

長い間プロデューサーとしても何度か顔を合わせていたし、交際するようになってからも定期的に連絡は入れていた。

その甲斐あってか、信頼してもらえていたらしい。
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9:名無しNIPPER[saga]
2017/04/20(木) 09:53:20.04 ID:3NCWHtLa0
ただ、もう一人報告すべき人だった肇のおじいさん。

電話よりやはり直接会って伝えるべきだったが、ちょうど仕事が忙しくなったこともあり、なかなか時間がとれなかった。


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10:名無しNIPPER[saga]
2017/04/20(木) 09:54:18.11 ID:3NCWHtLa0


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11:名無しNIPPER[saga]
2017/04/20(木) 09:55:25.52 ID:3NCWHtLa0

「ついてきなさい」


声がかかる。
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12:名無しNIPPER[saga]
2017/04/20(木) 09:55:51.73 ID:3NCWHtLa0

隣の肇と顔を見合わせる。

肇は、わからない、というように首を振る。

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