過去ログ - 藤原肇「重ねる手、重なる想い」
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22:名無しNIPPER[saga]
2017/04/20(木) 10:08:17.59 ID:3NCWHtLa0



「落ち着いて、周りをよく見て。―――私がいますから」

以下略



23:名無しNIPPER[saga]
2017/04/20(木) 10:08:57.65 ID:3NCWHtLa0


「……手、汚れるぞ」

「気にしません」
以下略



24:名無しNIPPER[saga]
2017/04/20(木) 10:11:33.90 ID:3NCWHtLa0


「これからは、ふたりで支えあっていきたいです」

「……そうだな」
以下略



25:名無しNIPPER[saga]
2017/04/20(木) 10:12:12.49 ID:3NCWHtLa0

こほん、という咳払いではっとする。

顔を上げると、おじいさんが何やら居心地が悪そうにこちらを見ていた。

以下略



26:名無しNIPPER[saga]
2017/04/20(木) 10:12:39.72 ID:3NCWHtLa0

気を取り直して、最後の挑戦に取り掛かる。

先ほどまでの緊張はもうなかった。

以下略



27:名無しNIPPER[saga]
2017/04/20(木) 10:14:13.20 ID:3NCWHtLa0

ようやく、湯のみがひとつが出来上がった。

お世辞にも上手い出来とは言い難かったが、不思議と手応えがあった。

以下略



28:名無しNIPPER[saga]
2017/04/20(木) 10:14:49.57 ID:3NCWHtLa0

しかし、



以下略



29:名無しNIPPER[saga]
2017/04/20(木) 10:15:38.19 ID:3NCWHtLa0

「あ、あの……どうだったんでしょうか」

「よかったわね、おめでとう」

以下略



30:名無しNIPPER[saga]
2017/04/20(木) 10:16:52.97 ID:3NCWHtLa0

「よかった……もう、急に出て行っちゃうからびっくりしたよ」

「直接言わなかったのは、恥ずかしかったのか意地だったのかはわからないけど。まったく、あの人もホント不器用なんだから」

以下略



31:名無しNIPPER[saga]
2017/04/20(木) 10:17:43.07 ID:3NCWHtLa0

「大丈夫だ。……そっか、認めてもらえたんだな……」

「はい。本当に、よかった……」

以下略



32:名無しNIPPER[saga]
2017/04/20(木) 10:18:53.99 ID:3NCWHtLa0

…………………

…………………

以下略



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