過去ログ - 中野有香の後輩の話。
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11:名無しNIPPER[saga]
2017/04/23(日) 22:36:16.94 ID:M/h/fDsR0

中学に上がっても、結局はやることは変わらなかった。

朝から走り込みをして、朝練をして、学校へ行く。

以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2017/04/23(日) 22:36:46.98 ID:M/h/fDsR0

そんな俺も、もうすぐ三年。

春から夏にかけての都道府県選抜。

以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2017/04/23(日) 22:37:20.55 ID:M/h/fDsR0

三月の末、いつもどおりスポーツバックを背負って、自転車に乗って道場へ向かう。

丁度年少部との入れ替わりの時間で、まだあまり人が来ていない様子だった。

以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2017/04/23(日) 22:37:52.70 ID:M/h/fDsR0

「中野さんの才能は道場長も知ってるでしょう」

「もちろん」

以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2017/04/23(日) 22:38:20.68 ID:M/h/fDsR0

「……でも、いいですよ。挑まれた勝負を受けないなんて、あたしらしくないですから!」

道場長は「お前ら二人がそれでいいなら……いいだろう」と言って、審判を買って出てくれた。

以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2017/04/23(日) 22:39:19.07 ID:M/h/fDsR0

俺の追い突きは、中野有香の鼻先で止まっていた。

拳は止まっても、一緒に連れて行った風は止まらなくて、彼女の黒髪をふわりと揺らす。

以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2017/04/23(日) 22:39:47.43 ID:M/h/fDsR0

◆ ◇ ◆ ◇ ◆



以下略



18:名無しNIPPER[sage]
2017/04/23(日) 22:41:20.71 ID:Z5hsxD0y0

少しもやっとした感じ


19:名無しNIPPER[sage]
2017/04/23(日) 22:53:16.51 ID:M/h/fDsR0
ありがとうございました。
彼はそのもやもやを一生抱えて生きていきます。


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