過去ログ - 甘くてとろける百合バス  私と――。
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21:名無しNIPPER[saga]
2017/05/03(水) 15:55:52.23 ID:bGKhngeS0
死んだのかと思った。
脳みそが沸騰して、弾けとんだくらいの衝撃はあった。
電子レンジでチンされたかと。
ヤンキーちゃんの告白もまともに返事してないのに、と後悔しつつ私は目を覚ました。

以下略



22:名無しNIPPER[saga]
2017/05/03(水) 16:00:44.56 ID:bGKhngeS0
出ろ、と言っている。
なんか、外は暑そうだったので、私は首振った。
ヤンキーちゃんは、いらついた顔で、バスに乗り込んで、
右ポケットからナイフを取り出した。
刃先を、こちらに向ける。
以下略



23:名無しNIPPER[saga]
2017/05/03(水) 16:08:44.30 ID:bGKhngeS0
ヤンキーちゃんから、短いような長いような説明を受けた。
簡単に言うと、二人組みの内一人に危険なウイルスを注入したので、
2時間以内に、どこかの組が優勝がしないと全員死ぬと言う、たまげた内容だった。
どうやって、優勝を決めるのかと言うと、相手のパートナーを絶命させなければならないらしい。

以下略



24:名無しNIPPER[saga]
2017/05/03(水) 16:14:38.08 ID:bGKhngeS0
もうもうと立ち込める煙。
視界が全く見えない。
音も耳にふたをされたようににぶい。
ヤンキーちゃんが、私を庇うように覆いかぶさっていた。
ぐったりとしている。
以下略



25:名無しNIPPER[saga]
2017/05/03(水) 16:21:47.29 ID:bGKhngeS0
痛くて、熱くて、これが夢じゃないなら、なんだ。
ここは、地獄か。
燃え上がるバスから離れる。
しばらくすると、バスはガソリンに引火して轟音を放ってバラバラになった。
私は、バカみたいに絶叫した。腰から砕けて座り込む。
以下略



26:名無しNIPPER[saga]
2017/05/03(水) 16:29:01.16 ID:bGKhngeS0
バイバイ。
別れの挨拶。
え、え、死ぬ?
瞬きもしない内に、伏せていたヤンキーちゃんが飛び起きた。
同時に起こったそれらの出来事に、私はついていけず、体が固まる。
以下略



27:名無しNIPPER[saga]
2017/05/03(水) 16:35:05.72 ID:bGKhngeS0
私は、砂を握り締めて、とっさにロングの顔面めがけて投げつけた。
顔を抑えて、ロングが声を上げる。
苦しそうに、ひざをついた。
拳銃を取り落とす。
私の足元に落ちたそれを、恐る恐る拾いあげた。
以下略



28:名無しNIPPER[saga]
2017/05/03(水) 16:45:50.14 ID:bGKhngeS0
ショート、もしかして近くに、周りを見回す。
いない。
私がロングから目を離した一瞬。
その一瞬の内に、ヤンキーちゃんのナイフは、ナイフは――。

以下略



29:名無しNIPPER[saga]
2017/05/03(水) 16:48:23.89 ID:bGKhngeS0
いったん、ここまで
続きは、今日できたら


30:名無しNIPPER[sage]
2017/05/03(水) 16:49:40.33 ID:OiYOP/Q4o
たんおつ


31:名無しNIPPER[sage]
2017/05/03(水) 17:57:25.11 ID:5Ali7izl0
百合度が上がったと思ったら
いつの間にか(物理的に)百合度が下がってきていたでござる
これはこの後にまた百合度を上げないとバランスが悪い


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